雑誌『Precious』5月号では、『大人こそ楽しい「パリ」の魅力、再発見!』と題し、あらためて憧れの街・パリについて特集しています。

独創的な美意識が香る華々しいモードの歴史をもつパリには、美への高い理想を掲げる人々の思いに応えるサロンも充実。伝統と革新が織りなす独自のメソッドを心と肌で満喫しませんか?

今回ご紹介するのは、2013年に「アートとビューティの融合」をテーマにリニューアルされた「ゲラン」のパリ本店、「ランスティテュート・ゲラン」です。

【ランスティテュート・ゲラン】数々の伝説を生んだ美容の殿堂で極上肌に近づく手応えを実感!

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もともとはゲラン家の邸宅であり、フランスの歴史的建造物に指定されている。2005年の改装を経て、2013年には「アートとビューティの融合」をテーマにリニューアルされた。
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歴史を感じさせるシャンデリアやフレグランスボトルのディスプレイが、特別な時間を予感させる。

1828年の創業以来、美の先駆者として知られている「ゲラン」。1914年に誕生したパリ本店は、もともとゲラン家の邸宅だった歴史的建造物を生かしつつ改装やリニューアルを経て、現在のスタイルに。クラシックとモダンが調和した空間そのままに、伝統的な技術を進化させたメソッドを堪能できます。

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受付とスペシャリストによる肌診断、施術後の休息のためのスペース。メゾンが誇る美容成分のひとつ、オーキッドの装飾が印象的。
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「ゲラン」を象徴する蜂のモチーフが精緻に施された、クラシックなフレグランスボトル。

その感動は、サロンを訪れた瞬間から始まります。一歩踏み入れると、名香が漂う空間に迎えられ、ラグジュアリーな気分に。丁寧なカウンセリングを受けたうえで通される部屋では、メゾンが誇る製品を惜しみなく使った手技を堪能できます。

「ゲラン」の世界に全身で浸る時間は、まさに「五感に訴えるエステ」ならではの至福に満ちているのです。

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インテリアデザインはピーター・マリノが担当。伝統とモダンが絶妙に調和した空間が、メゾンが掲げる美の哲学と取り組みを思わせる。
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「Le Secret de la Reine(女王の秘密)」と名付けられた部屋。柔らかな色調でまとめられた、ラグジュアリーで落ち着きのある空間。

〈ランスティテュート・ゲラン〉

  • Adress/68 avenue des Champs-Élysées 75008 Paris
  • URL/www.guerlain.com
  • ●メニュー例:カスタマイズメニュー1.5~2h/料金は内容によって異なります。

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PHOTO :
篠あゆみ
EDIT :
岡本治子(Precious)
コーディネート :
鈴木ひろこ