「埋玉」ってなんと読む?「うめたま」ではありませんよ!
明日、5月4日は『ラムネの日』です。「ラムネ」といえば、ビー玉の入った瓶でおなじみの炭酸飲料ですが、記念日の日付は1872(明治5)年の5月4日、東京に住む千葉勝五郎という人が、「ラムネ(檸檬水)」の製造を習得するための願書を提出している…という史実にちなんでいます。ラムネというと、汗ばむような日差しの日に、あのキラキラした瓶と、シュワシュワと清涼感のある甘味…いかにも休日の飲み物、というイメージですね。ということで、本日はまず、ラムネのあの特徴的な瓶にちなんで「玉」という字の入ったクイズからお送りします。
【問題1】「埋玉」ってなんと読む?
「埋玉」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「英才や美しい人の死を惜しんで言う語」です。
<使用例>
「10年前の今日、急に恩師の埋玉があったので、よく覚えています」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 埋玉(まいぎょく)です。
「玉」は「宝石」も意味する字ですので、転じて「宝石のようなすばらしい性質をもつ対象」を意味することがあります。「埋玉(まいぎょく)」は、「宝石のような輝きを持つすばらしい人の埋葬」という構成の言葉です。美しい表現ですので、大人の語彙として覚えておきたいですね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「噎せる」ってなんと読む?
「噎せる」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:ラムネを飲むと、こうなることがあります。
<使用例>
「そんなにあわてて飲むと噎せるわよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 噎せる(むせる) です。
「むせる」という言葉、日常的に使われていますが、漢字表記だとわからないという方も多かったのでは? ラムネを飲むときは、噎せないようにお気をつけくださいね!
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本日は、5月4日『ラムネの日』にちなんで、
・埋玉(まいぎょく)
・噎せる(むせる)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人全国清涼飲料連合会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱