本企画担当エディター・Nが直撃!|実録!「プチ・ヘア革命」で人生が変わった3人のストーリー
第一印象の7〜8割を決めるといわれている髪型だからこそ、たとえ小さな変化であっても、その後の人生に影響を与えます。
「プチ・ヘア革命」によって実際に変化が訪れたという3名に、ヘアチェンジ後に起きたエピソードを語っていただきました。
程よい攻め感が着こなしをアップグレード! コンサバミディアム→ハッシュカットに「ミカコ ナカムラ」PR・Sさん
先日、「ミカコ ナカムラ」の展示会でお会いしたプレスのSさんを見て驚きました。これまでゆるくパーマのかかったミディアムヘアで、どちらかというとコンサバな印象だったSさんが、髪を切ってモードな雰囲気にイメチェンしていたから! ブランドイメージには以前の髪型はとてもマッチしていました。でも、髪を切った現在のほうが、着ている服が輝いているように思えるんです…。
聞けば、本誌編集長がひと足早く取り入れていたマッシュルーム感強めのハッシュカットにインスピレーションを受け、美容院に駆け込んだそう。これまで髪型は担当美容師さんにお任せだったのに、今回初めて自分の希望を事細かに伝えたのだとか。ところが美容師さんに「やめたほうがいい」と止められたため、その日は断念。でも諦めきれず、次の予約時にめでたく念願のハッシュカットに。
「これまでずっと、お客様に失礼のないよう、コンサバな髪型でいることが正解だと思っていました。ところが、勇気を出して髪を切ってからは、お客様が私の髪型に興味をもってくれて、会話が広がるんですよ。ベーシックなアイテムが多いブランドなので、お客様も髪型で個性を出していくことに、とても興味をおもちのようです。おかげでお客様との関係もより密に。コミュニケーションが変わると、価値観やファッションにも変化が表れ、まさに人生が変わったような気がします」とSさん。
ハッシュカットにシフトしてからは、これまでおしゃれに着こなす自信がなかった、リボンブラウスなどのフェミニンなアイテムにも挑戦したくなったとか。髪を切ったことで、お客様との会話と着こなしの幅を広げることができたSさんは、今後しばらくハッシュカットを満喫する予定。
艶やかな美髪はストレスを軽減。心のノイズまで取り払う! パサつきヘア→サラツヤ髪に|エディター・Kさん
編集部に向かうためのエレベーターを待っていたら、私の前にツヤッツヤな茶髪ロングの20代とおぼしき女性が並んでいました。同じフロアに編集部があるCanCamのライターさんかな?なんて思っていたのですが、先にエレベーターに乗った彼女がこちらを振り返りびっくり仰天! なんと、50代後半のエディター・Kさんだったのです。あまりに衝撃的で、一体どうしたらそんな美髪をキープできるのかを、根掘り葉掘りお聞きすることに。
「もともと髪質がよくてほめられることが多かったんです。でも3年ほど前に体調を崩して、一気に髪質が悪化。髪が痩せて細くなり、パサつきやうねりも出てきました。スタイリングにどれだけ時間をかけてもぜんぜんまとまらず、見るも無惨な姿に…。慌てていろんな美容室でトリートメントを受けましたが、今ひとつ効果を実感することができませんでした」とKさん。
そんなとき、仕事で一緒になったヘアサロン「AMATA」のオーナー・美香さんに相談したところ、髪のハリコシを強化するトリートメントと、ツヤを出すトリートメントを交互に行うことで、髪質改善できるのではないかとアドバイスをもらい、月1での「AMATA」通いがスタート。半年ほどで髪がハリとツヤを取り戻し、うねりも軽減。サロントリートメントを長もちさせるために、ホームケアにも気を配り、シャンプーやスカルプケアは髪の状態に合わせて2〜3種類を使い分け。
「髪は手をかけたぶんだけ、ちゃんと効果を実感できるから、お手入れのしがいがある」とのこと。過去イチの美髪を更新しそうなKさん、髪の状態とフットワークの軽さは比例するそうで、最近は行動範囲も広がっているとか。
エッジの効いた髪型はコンサバを崩す最強のツールに! 黒髪ボブ→インナーカラーハッシュに|スタイリスト・Mさん
半年ほど前に、長らく黒髪ボブだった髪を、インナーカラー入りのハッシュカットにシフトしたのは、本誌でも活躍中のスタイリスト・Mさん。
「40代も後半でインナーカラーを入れることに多少の戸惑いがあったので、最初は、コントラストをつけすぎずナチュラルに仕上げてもらいました。その後、少しずつトーンを上げて現在のブロンドに。この髪型にしてからお会いする方にほめられることも多く、勇気を出して挑戦してよかったと思っています。主人ウケは最悪ですが…」と大笑い。
もともとベーシックなアイテムを組み合わせたシンプルな着こなしに定評があったMさんですが、髪型を変えたことで印象にも変化が。
「この攻めた髪型がシンプルな服に今っぽいエッセンスを与えてくれるので、新しいバランスで服を着られるように。甘い服もピリッと締まりますし、まさに“服を着るための髪型”ですね。ボブの頃は、上質なものを身につけると急激にマダム感が出てしまうことがあって、それを避けるために、髪を結んだりアクセサリーを変えたり…と、バランスをとるのにひと苦労。でも髪を切ったことで、そんな悩みも解消。いいさじ加減でカジュアルダウンできるように」
自分の定番スタイルに固執して守りに入ると、老け見えの原因に。そうならないために、まずは、髪型に小さな革命を起こしてみませんか?
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- EDIT&WRITING :
- 新田晃代、佐藤友貴絵(Precious)
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- green K