【目次】
前髪がスカスカ…薄毛の「原因」と「対策」
◆前髪や生え際が薄くなる「原因」
■ホルモンバランスの崩れによるハリ、コシの低下
ホルモンバランスの変化の影響などもあり、40代以降は髪のツヤが低下しやすく。ツヤの喪失と共に、ハリ、コシの低下やうねりなど、髪の悩みが複合化。
新習慣にしたい【集中補修力がサロンレベル! 自宅でできるシステムトリートメント】を厳選
■加齢による頭皮環境の変化
「頭皮環境を整えるメリットの重要性は、年齢とともに増していきます。それは、年齢を重ねていくと頭皮の弾力が失われて毛根が変形することで、ボリュームの減少やうねり、ツヤ不足などが引き起こされるからです。そういった意味でも、頭皮ケアは習慣化していきましょう」(ビューティ、プロデューサー、毛髪診断士指導講師 美香さん)。
春こそ【頭皮ケア】を!毛髪診断士指導講師、美香さんに教わる美髪の育み方
■紫外線によるダメージ
頭皮は顔や体の2倍以上も紫外線を浴びているということもあり、実はダメージを受けやすい繊細なパーツである、というのが賢者の意見。髪が細くなる、ハリがなくなりボリュームがダウンする…。これらのトラブルは加齢のせいだけでなく、ケア不足の可能性が。
“頭皮ケア” は使い続ける楽しみが継続の秘訣!「ヴェリマ」ケアオイルで未来が楽しみになる髪に育てて!
◆薄毛を防ぐ「対策」
■“落とす”と“与える”をセットに考えたケアを
「年齢とともに髪が細くなったり、うねりが出たり、トップが潰れやすくなりと扱いにくくなりしますよね。ブローをがんばってもなかなかヘアスタイルが決まらず、髪を短くしてしまおうかと思ったりも。でも、根本から改善しないことにはいつまでも悩みが晴れないと気づき、2年ほど前から頭皮ケアに注力するようになりました。
頭皮ケアは、エッセンスなど“与えるケア”のイメージが強いかと思います。でも、代謝が鈍ってくる年齢ですので、“落とすケア”から見直しが必要だと考えます。不要な汚れをきちんと落とすことで、次の“与えるケア”の効果が発揮され、美髪を育むケアができます。
“落とすケア”は、毎日使うシャンプーの見直しも大事ですが、週に2~3回、ディープクレンジングを取り入れるのがおすすめ。頭皮の毛穴詰まりは髪のうねりやまとまりのなさの要因のひとつで、毛根に溜まった汚れをオフすることで、まとまりのいい髪になります。また、ディープクレンジングをしたあとにシャンプーをすると、いつものシャンプーの泡立ちが格段に豊かになるので、ケアが楽しく感じると思います。
“与えるケア”は、スーッと清涼感のある刺激で血行を促すイメージをもたれている方もまだまだ多いように感じますが、近年は薄毛で悩む女性に向けたアイテムが充実しています。パッケージもおしゃれでインテリアを損なわない製品も多くありますので、まずはパケ買いからスタートしてもよいかと! 朝と夜の1日2回ケアをしたほうが手応えを感じやすいので、私は使用感で使い分けています。
コツコツとケアを続けたおかげで、ブローをがんばらなくてもまとまりがよくなり、髪がしっかりとしてトップのボリュームがキープできるようになりました。ひと手間ありますが所用時間は数分。扱いやすい髪を求める人は、ぜひすぐにケアを始めてください」(ビューティPRコンサルタント 松本晶子さん)。
【秋の頭皮ケア】抜け毛が増えるこの時期…松本晶子さんが実感した「落とすケア」の重要性とおすすめアイテム
■正しいシャンプーで、頭皮の汚れをしっかり落とす
「大人は頭皮も肌と同じように乾燥傾向にあります。必要な潤いまで取り去ってしまうと皮膚を守ろうとして皮脂の分泌が盛んになるので、潤い感もキープするアイテムを使うことがマストです。取り入れやすいのは、毎日使うシャンプー。しっかりと泡立てて、そのまま2~3分ほど泡パックをすると、不要な汚れはきちんと落としながらも、頭皮の状態を健やかに整えられます」(美容ジャーナリスト 永富千晴さん)。
【夏のニオイ対策】いまこそシャンプーとスタイリング剤の見直しを|美容ジャーナリスト、永富千晴さんの解決策
■ブラッシングで頭皮の血行を促す
ブラッシングには、髪のもつれをほぐし、毛流れを整えるほか、頭皮から分泌される皮脂を毛先にまでいき渡らせることでツヤを出す効果がありますが、頭皮を刺激して血流を促進させるという、健康な髪を育むうえで大切な役割も担います。ヘアブラシにはさまざまなタイプがありますが、ブラッシングに適しているのは弾力性のあるクッションブラシかパドルブラシ。また、ツヤを失った大人の髪には、静電気が起きづらく、適度に油分を含んでいる天然毛を使用したものがおすすめ。
ブラッシングの手順は、まず毛先10cmのもつれをほぐします。次に内側からブラシを入れ、絡まりやすい襟足部分の根元から毛先まで丁寧にとかし、最後に表面の根元から毛先までゆっくりとブラッシングを。これを朝晩一日2回、一度のブラッシングにかける時間はたったの3分。これだけで艶やかな髪と健康な頭皮が育めるなんてうれしい限り。
新年は艶やかな髪と健康な頭皮を育む!美髪の基本の「き」となるブラッシングにおすすめ【一生ものの名品ブラシ】を厳選
■アイテムをプラスして、頭皮ケアを習慣に
「顔には多くのスキンケアを重ねていても、頭皮用スキンケアは使っていないという人が多いようです。女性ホルモン減少に比例するように、髪はツヤを失い抜け毛が増えてきているはず。育毛美容液は、抜け毛や薄毛だけに効くわけではありません。頭皮用の強力なスキンケア料として、健康で豊かなツヤ髪を育む土台である頭皮環境を改善してくれます。内側からは女性ホルモンやサプリメント、外側からは頭皮用美容液を。両輪のケアを始めたいものです」(ビューティエディター 柳田 美由紀さん)。
継続は力なり! 今日から始めたい【ツヤ髪を育むための育毛カリキュラム】美容家電をはじめ注目アイテムもご紹介
健康でハリのある頭皮に整える「ツボ押し」メゾット
頭皮の血行促進が「前髪スカスカ」解決に必須
解決策は頭皮に栄養を行き渡らせて、健康でハリのある頭皮に整えること。これによって毛穴のゆがみの改善につながります。それには、エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、プッシュするだけで、効率よく血流を高める「ツボ押し」が効果的なのだとか。そして、そのツボはこめかみより少し後頭部側にある「頷厭(がんえん)」、耳の上にある「角孫(かくそん)」、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」の3つです。
もちろん頭皮全体をマッサージするのも有効ですが、必要以上に頭皮を擦ったり、爪を立てたりするとダメージを与えることもあるので注意が必要。でもツボ押しならリスクがなく簡単で、シャンプーのついでにできますし、顔のリフトアップ効果もあるのでおすすめですよ。美髪をキープするためにも、この機会にツボの位置を覚えておいて、こまめにプッシュしてくださいね。
<STEP.1>「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」の位置を確認
「頷厭」はこめかみ上の生え際のあたりにあります。口を開閉した時に動きが感じられる場所です。そして、耳を折り曲げたときに耳の一番上が当たる場所にあるのが「角孫」、「百会」は頭頂部のぼぼ真ん中で、少し凹んでいるところ。「両耳を結んだ線」 「鼻から上に通る線 」 が交わる場所です。
<STEP.2>指の腹を使ってプッシュする
「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」のツボをそれぞれ、指の腹を使ってゆっくり押します。5秒かけてじんわりと圧をかける、5秒かけてゆっくり力を抜きながらはなす、を各3〜5回を繰り返します。
湿気の季節のうねり毛対策に!【村木さん指導】頭皮の血流を上げるツボ3選
前髪スカスカをカバーする「ヘアスタイル」
◆薄毛をカバーしたバランスのいいボブスタイル
「30代後半から40代になるとトップもですがこめかみ部分の髪が薄くなってきて、スカスカで薄毛っぽく見えてしまう…というお悩みが増えてきます。前髪をつくると余計に、こめかみの薄さが助長されてしまうことも…。とはいえ前髪でおでこのシワや年齢感をカバーしたい、というニーズもありますよね。そんな方におすすめしたいのが、ほんのり前髪あり美バランスボブです。幅狭くごく少量だけ前髪をつくることで、シースルー前髪も、サイドに分けて前髪なしのスタイルも楽しめるので一石二鳥。前髪をつくってみたいけれど、若つくりして見えるのはイヤ、という方にもおすすめです」(MINX ginza central ディレクター、総代表 知念弘行さん)。
【How to style】
「モデルさんは毛量がやや少ないこともあり、トップやこめかみ部分はペタッとしやすい髪質。ベースはあごラインのボブ。うしろは表面のみに若干レイヤーをいれています。後頭部につむじがあり髪が割れやすいので、レイヤーを入れて軽さを出し、ふんわりカバーしています。サイドは自然に流れる毛流れができるようカット。前髪はセンター1~2cmと幅狭めにつくり、シースルー前髪にも、サイドに分けて前髪なしにも、アレンジ自在に」(知念さん)。
40代に似合う【ほんのり前髪あり美バランスボブ】イメチェン自在な幅狭め前髪でこなれ感をかなえる
◆自然にボリュームアップが叶うミニボブスタイル
「40代のお客さまは公私ともにご多忙な方も多いので、なるべく時短でラクにキマるスタイルに…というご要望をいただくことも多々。今回は、スタイリングのしやすさと、年齢ならではのお悩みであるボリュームアップをどちらもかなえるスタイルをご紹介したいと思います。うしろを襟足ギリギリの長さでカットした短めのボブ。根元がぺったりしがちな方でも自然にふんわりが目指せるうえ、コンパクトに見えるので小顔効果も抜群です」(TORA by grico 店長、トップスタイリスト バタコさん)。
【How to style】
「うしろを襟足ギリギリくらいで切り揃えたボブ。切りっぱなしにしておしゃれな印象に。表面だけでに少しだけレイヤーを入れ、程よい柔らかさと扱いやすさを加えています。顔周りは鎖骨下くらいの長さにカットし、うしろに自然に流れやすいよう調整を。全体的にレングスが短いので、根元やつむじにボリュームが出ずぺったりしてしまいがちな方でも、ふんわり立ち上がりやすいスタイルです。ピンクベージュのハイライトを入れ、ヘアスタイルに立体感と柔らかさを、さらに白髪ぼかし効果も狙っています」(バタコさん)。
40代に似合う【ほんのり前髪あり美バランスボブ】イメチェン自在な幅狭め前髪でこなれ感をかなえる
頭皮ケアにおすすめの「アイテム」
◆頭皮ケア美容液
アンファー スカルプD ボーテ「メディカルエストロジー スカルプセラム」
育毛剤の有効成分として認められている女性ホルモン「エチニルエストラジオール」のほか、30種類の天然由来成分を配合。抜けにくく、ボリュームのある髪へ。
継続は力なり! 今日から始めたい【ツヤ髪を育むための育毛カリキュラム】美容家電をはじめ注目アイテムもご紹介
ヴェリマ「スカルプ&ヘアトリートメント」
ドイツの自然療法がベースのオーガニックコスメブランドで、敏感な頭皮にも優しいケアオイル。ミネラル、ビタミンが豊富なヒッポファン、育毛効果のあるローズマリー、保湿に優れたアロエベラなどが頭皮に栄養を与える。
“頭皮ケア” は使い続ける楽しみが継続の秘訣!「ヴェリマ」ケアオイルで未来が楽しみになる髪に育てて!
◆ヘアブラシ
シスレー「ヘア リチュアル ザ ブラシ」(左)
ラクレデサンス アルテス スタジオ「プレステージ フラットブラシ」(右)
シスレー ヘア リチュアル ザ ブラシ: ヘッドが大きくフラットなので頭皮を広範囲にキャッチ。程よいテンションをかけながら頭皮マッサージやブラッシングが行える。先が球状になったピンとイノシシ毛の混合で、髪をしっかりキャッチして逃さない。もつれをほぐし、髪全体の毛流れを整えることができる。
ラクレデサンス アルテス スタジオ プレステージ フラットブラシ: 油分と水分を含む最上級のイノシシ毛100%。硬めの毛が地肌までしっかりと届き心地よい刺激を与え、毛先にまでツヤをいき渡らせる。 硬質で耐久性のあるオリーブの木を使用。加えて抗菌効果もあり衛生面でも優れている。使うほどに味が出て木目の美しさも際立つように。
艶やかな髪と健康な頭皮を育む!美髪の基本の「き」となるブラッシングにおすすめ【一生ものの名品ブラシ】を厳選
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















