いつも注目の的であるイギリス・キャサリン皇太子妃のファッション。愛用アイテムを、多彩な装いに繰り返し登場させるスマートな着回し術にも定評があります。

今回は、Precious.jpで公開してきたキャサリン皇太子妃の着こなしチェック記事の中から、ハイセンスな小物使いに注目。「ブラックパンプス」「ミニバッグ」「ホワイトスニーカー」を用いたスタイルをご紹介します。

■1:高リピート率を誇る定番「ブラックパンプス」

ブラックパンプス
10.5cmヒールでスエード素材、どんな服にもマッチしキリッと切れ味を添えてくれる一足

同じアイテムを何年も愛用し、見事に着回しする術でもおしゃれのインスピレーションをくれるイギリス・キャサリン皇太子妃。なかでもイタリアンメイドの「ブラックパンプス」は、2015年以降30回ほどの高い着用回数を誇ります。

キャサリン皇太子妃
左/ロンドンで開催された幼児向けの新しいビジネスタスクフォースの会議に出席した際の装い、中央/バルモラル城で亡くなったエリザベス2世へ寄せられた追悼の花の見学に、右/ロンドン・ウェストミンスター寺院で行われたアンザックデーの追悼式と感謝祭を終えて出発する際の装い

フォーマルなシーンでの登場回数が多い「ブラックパンプス」スタイル。キャサリン皇太子妃ならではの端正なフォーマルスタイルの“締め役”として、定番化されています。

キャサリン皇太子妃
左/ロンドンのウェストミンスター寺院で行われたエジンバラ公の追悼式に出席、右/ケンブリッジのハーバード大学を訪問

また、甘くなりがちな大人かわいいワンピーススタイルにも「ブラックパンプス」を合わせてモダンに。スタイルアップも図れるエレガントでスリムなヒールとポインテッドトゥな「ブラックパンプス」は、活躍度抜群です。

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■2:ジュエリー感覚で取り入れたい「ミニバッグ」

ポレーヌのミニバッグ
2016年にフランス人三兄弟によって立ち上げられた「ポレーヌ(Polene)」。ゴールドトーンのクラスプが洗練の輝き。

つづいては、知的で爽やかなブルーカラーが印象的な「ミニバッグ」にご注目。こちらの「ミニバッグ」、実は海外のインフルエンサーたちに大人気の、パリを拠点とするレザーグッズブランド「ポレーヌ(Polene)」のもの。新進ブランドをいち早く取り入れているところにも、おしゃれ感度の高さが光ります。

キャサリン皇太子妃
左/イギリス・マンチェスターで開催された「ザ・グレイド・オブ・ライト・メモリアル」の公式オープニングに出席、右/スコットランドのグラスゴー大学を訪れ、学生たちと面会した際の装い

左のブルーグレーのコートドレスには、「ミニバッグ」とパンプスをネイビーカラーで揃えて端正なスタイルに仕上げて。右のクールなパンツスタイルにも、こちらの「ミニバッグ」を合わせてレディーなニュアンスを添えています。

キャサリン皇太子妃
ロンドン郊外のスラウにあるオックスフォードハウス養護施設を訪問した際の装い

オールネイビールックにキャメルコートを羽織った装いの仕上げにも登場した「ミニバッグ」。カチッとスクエアなフォルムのバッグは、シックな装いにリズムをもたらしています。

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■3:スポーティエレガンスの仕上げに「ホワイトスニーカー」

スニーカー
左/フェアトレードをポリシーにするブランドによるシンプルシックな一足、右/クラシックなイタリアンスニーカー

最後は、アウトドアなどアクティブな公務スタイルに登場する「ホワイトスニーカー」にフォーカス。ゴールドの「V」ロゴがシックな「VEJA」のスニーカーと、ローテクの王道デザイン「スペルガ」のタイムレスな一足を愛用されています。

キャサリン皇太子妃
左/南極大陸横断の単独遠征からプリート・チャンディ陸軍大尉が帰還したことを祝うため、ランダウ・フォルテ・カレッジ・ダービーを訪問、右/イギリス・ロンドンの都市自然プロジェクトを視察するため自然史博物館へ

左は、クリーム色のジャケットにネイビーのパンツを合わせたコンサバティブなスタイル。足元をクロップド丈のパンツ&ホワイトスニーカーで仕上げることで、爽やかさを際立てています。右は、同じ「VEJA」のスニーカーを合わせたコーディネート。インナーに白を選び足元とリンクさせることで、個性的なアイテムも爽やかにまとめています。

キャサリン皇太子妃
左/スコットランド・エジンバラでローンテニス協会(LTA)のユースプログラムに参加、中央/ロンドンのバタシーパークで母親たちと会い、コロナ禍での支援について話し合った皇太子妃、右/ロンドンで開催されたチェルシーフラワーショーを見学

つづいては、プレーンなフォルムにロゴがアクセントになった「スペルガ」のキャンバス地のホワイトスニーカーで仕上げた3スタイルに注目。左は、ネイビー、赤、白のケーブルニットとスニーカーのロゴが見事にリンク。清々しいトリコロール配色が、シンプルなスタイルのアクセントになっています。

中央は、胸元が広めに開いた白い半袖トップとくすんだローズピンクのクロップドパンツの、カジュアルだけれどシックな装い。シンプルなキャンバススニーカーを合わせることで、気取りのない親しみやすい雰囲気を醸しています。

右は、カットワークの可憐なブラウスとクロップド丈のワイドパンツを合わせて、シンプルだけれど上品にまとめたパンツスタイル。ハイウエストのパンツにベルトでウエストマークすることで、ヒールのないスニーカーでもバランスよくまとめて。

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以上、キャサリン皇太子妃の着こなしをチェックした記事の中から、“小物術”にフォーカスした11スタイルをご紹介しました。「記事を読む」ボタンからご覧いただける各記事では、着こなしのポイントをより詳しくご確認いただけます。一緒にチェックしてみてください!

この記事の執筆者
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