「潤香」ってなんと読む?「じゅんこう」ではありません!

明日は6月の第1水曜日ですが、6月の毎週水曜日『水事(すいじ)無しの日』という記念日に制定されています。「水事(すいじ)」とは、この記念日を制定した、ウォーターサーバー事業を手がける企業のつくった造語で、「飲み水に関わる家事全般」を指す言葉だそう。たとえば、ペットボトル飲料を運ぶ手間、お湯を沸かしてお茶を入れる手間などなど…これらの家事負担の軽減にウォーターサーバーが役立つことを知って欲しい、という目的で『水事無しの日』が制定されました。日付は、陰暦6月の異称「水無月」の、毎週「水」曜日…と、とことん、「水」にちなんでいるようです。

これからの季節、暑くなって飲み水の消費量も多くなりますので、手軽に安全な水やお湯が使えるウォーターサーバーの導入を検討する方、多いのでは? 水と言えば「潤す(うるおす)もの」ということで、本日は「潤」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「潤香」ってなんと読む?

「潤香」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「鮎のはらわたを塩漬けにした食べ物」で、酒の肴(さかな)などに珍重されます。

<使用例>

「あのお店の、潤香をアンチョビのように使ったパスタが絶品だったわ!」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 潤香(うるか) です。

鮎は別名「香魚」とも書き、独特の香り高さがおいしさの特徴とされています。
鮎は別名「香魚」とも書き、独特の香り高さがおいしさの特徴とされています。

「潤香(うるか)」は、カツオの「酒盗(しゅとう)」や、ボラの「からすみ」などと並ぶ、魚の珍味です。独特の苦みとまろやかさがあり、これを調味料のように使うお料理もあるようですよ。ぜひ味わってみたいですね。

さて、2問目にまいります。

【問題2】「潤びる」ってなんと読む?

「潤びる」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「水気を含んでふくれる。ふやける」という意味の言葉です。

<使用例>

「長湯をしたら、指先が潤びてシワシワになっちゃったわ!」

「○○びる」。
「○○びる」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 潤びる(ほとびる) です。

「潤」の表外読み(常用漢字表に掲載されていない読み方)です。

「潤びる(ほとびる)」「ふやける」の同義語です。読めたでしょうか?

*** 

本日は、6月7日『水事無しの日』にちなんで、「潤」という字の入った日本語から、

・潤香(うるか)

・潤びる(ほとびる)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/ 『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱