「小豆島」ってなんと読む?「あずきじま」ではありません!

明日・6月16日『和菓子の日』です。これは848(嘉祥元)年、時の仁明天皇が16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったという故事日付にちなみ、全国和菓子協会が制定した記念日で、日本文化としての和菓子のPRを目的としています。和菓子といえば、あんこやきなこ、豆かんなど、お豆が欠かせません。…ということで本日は「豆」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「豆打餅」ってなんと読む?

「豆打餅」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:この時期が旬の食材を使ったあんが特徴的なメニューです。

<使用例>

「豆打餅に豆打アイスクリーム、爽やかな緑色が目にも嬉しいおやつよね!」

仮名5文字です。
かな5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 「豆打餅(ずんだもち)」 です。

ゆでた枝豆をすりつぶして調味した「豆打(ずんだ)あん」を使ったお餅です。
ゆでた枝豆をすりつぶして調味した「豆打(ずんだ)あん」を使ったお餅です。

枝豆のおいしい季節ですので、「豆打(ずんだ)」を使ったお菓子、みなさまの食卓にものぼっているのでは? 枝豆は、大豆を未成熟の緑色のうちに収穫したもので、和菓子としてはほかに「うぐいすきなこ」の原料にもなります。

というところで、2問目にまいりましょう。

【問題2】「小豆島」ってなんと読む?

香川県の地名「小豆島」の正しい読み方をお答えください。

ヒント:和菓子原料の真打とも言える、あのお豆にまどわされないように!

<ヒント>

「小豆島産のオリーブオイルが、まろやかでとてもおいしいの!」

「小豆」の読み方がポイントですよ!
「小豆」の読み方がポイントですよ!

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 小豆島(しょうどしま) です。

つい「小豆(あずき)」を連想してしまいますね…!

香川県の「小豆島(しょうどしま)」、日本人にはおなじみの食材「小豆(あずき)」と同じ表記が入っていることから、難読地名の定番ですが、正しく読めましたか? 例文でも出てきた国産オリーブや、うどん、そうめんなど、おいしい特産品でも有名な観光地ですので、誤読にお気をつけくださいね。

*** 

本日は、6月16日『和菓子の日』にちなんで、「豆」という字の入った日本語から、

・豆打餅(ずんだもち)

・小豆島(しょうどしま)

の読み方をおさらいいたしました。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
ILLUSTRATION :
小出 真朱