一目で分かる華やかさのある「フレアシルエット」は、品良くきまるので大人の優雅な着こなしにマッチします。ご紹介するセレブやファッショニスタたちがどんなアイテムを選び、どう着こなしていたのか早速チェックしてみましょう。
■1:ユマ・サーマンは…シルエットと素材にこだわったワンピースで黒の装いをぐっと華やかに
2023年5月中旬、第76回カンヌ国際映画祭に参加すべく、マルティネスホテルを訪れた俳優のユマ・サーマン。コーディネートの主役となったのは、たっぷりフレアに心躍るワンピースでした。高揚感で満たせるボリューミィなフレアシルエットもさることながら、ジャガード生地で表情が生まれ定番の黒でも無難になりません。さらにスカート部分の広がる位置がややローライズ、そしてウエストサイドと首元にドローストリングコードがついているので、ほんのりとスポーティなキレまで感じる一枚です。ショート丈のブルゾンでスタイルアップしつつ、足元にはフラットサンダルを迎え適度にリドレスダウン。クロスしたレースアップが足元をモダンに仕上げてくれます。
■2:ジェニー・ウォルトンは…カジュアルタンクトップ合わせならトゥーマッチにならず心地良い
NYファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、イラストレーター、インフルエンサーのジェニー・ウォルトン。フェミニンなスタイルが得意な彼女はこの日、花柄のフレアスカートを取り入れていました。風をはらむ膝丈フレアスカートも、ブラウンをセレクトすればガーリーに寄りすぎず大人顔。さらに大きめの花柄が規則的に並んでおり、甘さよりもスタイリッシュさが際立っています。シューズはスカートと揃いのスリングバックミュールを選び、レディなムードを底上げ。トップスは夏の定番であるヘルシーカジュアルな白タンクトップをセレクトすることで、ちょうどいい抜け感を獲得しました。
■3:クレア・ホルトは…緩やかに広がるフレアパンツのセットアップでしなやかに
第75回カンヌ国際映画祭の際の、俳優クレア・ホルトのコーディネートをピックアップ。テク要らずでコーディネートがきまるセットアップは、オフショルダートップスとフレアパンツのワンツーでしなやかさを演出。華奢な肩周りを見せつつ、ふわりと優しく広がるパンツのフレアラインで涼しげかつ優雅に。さらにクリームホワイトというカラーが表情を優しく見せてくれます。そんな装いを引き締めるべく、手元には型押しの黒ミニハンドバッグを加えました。
薄着になる季節に映える「フレアシルエット」の装いをアイテム別で3つご紹介しました。ひとつひとつのアイテムの存在感が着こなしの完成度を左右するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香