「玄黄」ってなんと読む?「げんおう」ではありませんよ!

明日・7月11日『ラーメンの日』です。ラーメンを食すときのカトラリーとなるレンゲの形が7に、箸の形が11に見立てられること、また、日本で最初にラーメンを食べた人物とされている水戸黄門(水戸光圀公)の生誕日が、新暦1628年の7月11日であることにちなんでいます。ということで本日は「水戸黄門」の「黄」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「黄変」ってなんと読む?

「黄変」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「変色して黄ばむこと」という意味の言葉です。

<使用例>

「このブラウスの黄変、クリーニングで取れるかしら?」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 黄変(おうへん) です。

「きへん」とは読みません。
「きへん」とは読みません。

「黄ばむ(き)ばむ」ことを言う言葉なので、うっかり「きへん」と読んでしまっていた方、いらっしゃいませんか?「黄変(おうへん)」ですので、お間違えのないように!

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「玄黄」ってなんと読む?

「玄黄」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「天の色を表す黒と、地の色を表す黄。天と地」という意味の言葉で、「天地玄黄」という四字熟語にも使用されている言葉です。

<使用例>

「玄黄の雄大さを感じられるような、地平線の絶景を見られるスポットに行ってみたいわ」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 玄黄(げんこう) です。

この熟語では「水戸黄門」の「黄」と同じ「黄(コウ)」と読みます。

慣例的で教養を感じる言い回しですので、「玄黄(げんこう)」、覚えておきましょう。ヒントで出てきた四字熟語は「天地玄黄(てんちげんこう)」と読みます。

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本日は、7月11日『ラーメンの日』にちなんで、「黄」という字の入った日本語から、

・黄変(おうへん)

・玄黄(げんこう)

などの日本語の読みかたをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱