毎年恒例の王室主催競馬レース「ロイヤルアスコット」や、ガーターセレモニーがウィンザー城で開催された6月。キャサリン皇太子妃が公務でまとった軽快なパンツスタイルや、ドーリーなピンクやホワイトの装いをチェックしていきましょう。

■1:プリントジャケットを軸に好感度抜群なネイビースタイル

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フラットシューズが新鮮!

2023年6月6日、ウィンザー・ファミリー・ハブに到着。ウィンザー王立自治区とメイデンヘッドに子供向けサービスを提供する非営利団体による施設です。ザラのジャケットはダブルブレストの千鳥格子柄。ピークドラペルとかっちりとしたショルダーラインでクラシカルなシルエットが特徴です。インナーはホワイトを選び清々しく顔映えを叶えて。クレープ素材のシガレットパンツとシューズはネイビーを選んで爽やかな配色でまとめています。

■2:コーテシーが映える!ドットがエレガントなモノトーンコーデ

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特徴ある膝を曲げたポーズは、王室の伝統的なあいさつである”コーテシー”。

2023年6月19日、ウィンザー城で行われたガーター勲章の礼拝にて。ロンドンデザイナー、アレッサンドラ・リッチの白いドット柄ワンピースに黒のハットをコーディネートした様子は、まるでドオードリー・ヘップバーンの映画『マイ・フェア・レディ』のよう。足元も同ブランドのバイカラーパンプスを選んで、シックなモノトーンスタイルを完成。

■3:エッジの効いたディテールに注目!ハッと目を引く白の装い

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シャネルのクラッチバッグがリュクス感を後押し!

2023年6月20日、3年間の改修工事を終えたロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリオープンに出席。最愛ブランドのひとつ、セルフ・ポートレートによるワンピースは、ジャケットとスカートのアンサンプルに見えるユニークなデザイン。ツイードのジャケットとシフォンのプリーツスカートの異素材合わせがスタイリッシュで目を引きます。袖口とポケットにあしらわれたブラックとメタリックシルバーのトリムがシックに煌めいて。足元はアクアズーラのヒールをセレクト。かかとにひねりの効いたデザインが着こなしの洗練度を高めています。

■4:まるでおとぎ話のお姫さま!清楚で可憐なピンクワンピース

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ピンクにフィット&フレアなシルエットでドーリーさ満点。

2023年6月28日はロンドンのV&A児童博物館へ。クレープ素材の柔らかなピンクのワンピースは歩くたびに優雅に揺れるシルエット。ウエストをベルトマークしたデザインでスタイルアップも叶えています。ホワイトのシンプルなパンプスを合わせて服の華やかさを引き立て、軽やかに仕上げています。

■5:1980年代風デザインが新鮮!爽やかなネイビードット

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柔らかいムードが漂いながらも、きちんと感のある装い。

2023年6月27日、サウサンプトンにオープンした新施設「ホープ・ストリート」を訪問。装いはアレッサンドラ・リッチのネイビーワンピースに、白のバッグ&足元を合わせて清々しく。シルク素材が優雅な一着は、レトロな襟元とペプラムのウエストがスパイスを効かせるデザインです。トゥのブラックがスタイリッシュさを引き立てるスリングバックのシューズは2でも着用した愛用のもの。


2023年6月、キャサリン皇太子妃が披露したファッションをご覧いただきました。プチプラブランドも取り入れつつ、最近のお気に入りデザイナーも楽しんで。その幅広いセレクトに感度の高さがうかがえますね!

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子