「牛耳る」ってなんと読む?「うしみみる」ではありませんよ!
明日・7月13日は「713」を「内臓(ないぞう)」と読む語呂合わせから、『もつ焼の日』という記念日になっています。食肉や牛、豚などの「もつ」、いわゆる「ホルモン」を焼いて頂くメニューを「もつ焼き」と呼びますが、その美味しさや、動物からもたらされる資源の有効活用を広める、という目的で制定された記念日です。「もつ」には、栄養価が高くカロリーは低い部位も多いそう。食の恵みに感謝しつつ、上手にお食事に取り入れたいですね。ということで、本日は「牛」「豚」という字の入った日本語クイズからお送りします。
【問題1】「牛耳る」ってなんと読む?
「牛耳る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「団体や組織を支配し、思いのままに動かす」という意味の言葉です。
<使用例>
「あの組織を実質的に牛耳っているのは、代表者ではなく、参謀的な位置にいる彼らしいわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 牛耳る(ぎゅうじる) です。
「牛耳る(ぎゅうじる)」に「牛耳」という字を用いる由来は、中国の故事にちなんでいます。古代中国で、諸侯が会して盟約を結ぶ際、盟主が牛の耳を執る儀礼が行われたことにちなんでいます。
さて、2問目は「豚」という字の入った難読クイズです。
【問題2】「海豚」ってなんと読む?
「海豚」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:愛らしさと知能の高さで有名な、人気の高い生き物です。
<使用例>
「日本にも、野生の海豚が見られる場所はあるわよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 海豚(いるか) です。
「河豚」は「ふぐ」ですが、「海豚」は「いるか」です。意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、定番的な難読漢字ですので、ぜひ覚えておきましょう。
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本日は、7月13日『もつ焼の日』にちなんで、「牛」「豚」という字の入った日本語から、
・牛耳る(ぎゅうじる)
・海豚(いるか)
の日本語の読みかたをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/(『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱