「極極」ってなんと読む?「きょくきょく」ではありませんよ!
明日・7月14日は『ゼリーの日』『ゼラチンの日』です。ゼラチンはヨーロッパ生まれ、また、フランス菓子や料理によく使われることから、フランス革命の日にちなんでこの日付が選ばれました。この時期、日本でもゼリーやゼラチンの消費量が増えることも選定日の要素となりました。
ゼリー、ゼラチンといえば、独特の弾力や透明感を「フルフル」「ぷるぷる」「キラキラ」などと表現しますね。…ということで本日は、同じ言葉を重ねる「畳語(じょうご)」から日本語クイズをお送りします。
【問題1】「極極」ってなんと読む?
「極極」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「非常に。極めて」という意味の言葉です。
<使用例>
「格式の高い場につま先の出る靴を履いて出てはいけない、というのは、極極あたり前の常識よ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 極極(ごくごく) です。
「極極(ごくごく)」という言い回し、話し言葉で聞くと、くだけた表現のように感じる方もいらっしゃるようですが、実はれっきとした熟語です。あとに続く言葉を強調する意味をもつ言葉ですので、覚えておきましょう。余談ですが、例文に出た「格式の高い場につま先の出る靴を履いては出てはいけない」というマナー、夏の暑い時期、デザインやかかとの高さのしっかりした靴であっても同じです。目上の方とのフォーマルなお席などでうっかり…ということのないよう、お気をつけください。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「唯唯諾諾」ってなんと読む?
「唯唯諾諾」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「少しも逆らわずに、言いなりになるさま」という意味の言葉です。
<使用例>
「無茶なことを要求されているのに、唯唯諾諾と従ってはダメよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 唯唯諾諾(いいだくだく) です。
読み間違うと恥をかいてしまうレベルの熟語かと思いますので、正確に読めるようにしておきましょう。
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本日は、7月14日『ゼリーの日』『ゼラチンの日』にちなんで、くりかえし言葉=「畳語(じょうご)」から、
・極極(ごくごく)
・唯唯諾諾(いいだくだく)
の日本語の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/(『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱