雑誌『Precious』8月号では特集「にごり肌、だらけ肌、疲れ肌を救う! 夏肌悩みには、このコスメ一択!」を展開。エアコン乾き、温度差、寝不足、紫外線、汗と皮脂・・・暑さのせいで、肌はストレスMAXです。

今回は特集の中から「やってはいけない夏美容」として、日頃、何気にやっている美容法でも夏にはNGな4つを紹介します。

今さら…ですが、やっていませんか?やってはいけない夏美容

ブラウス_1,夏コーデ_1
ブラウス¥110,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、 リング¥75,900(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)

■1:家にいるときは日焼け止めを塗らない

室内でも紫外線対策は必要です。紫外線は窓ガラスをおよそ70%も透過します。若干ですが壁や床に反射したぶんも届きます。もしも短時間であってもテラスに出たり外出するのなら、そのときは鉄壁の紫外線対策が必要です。曇りでも晴れの約65%、雨でも約20%、あなどれない紫外線が降り注いでいます。リモートワークでもすっぴんは危険です。

■2:去年使ったUVが残っているから今年も使いたい

ダメではありませんが、保管状態がよければ…、という条件つきです。使用する前に、異臭がしないか? 変色がないか? 中身が分離していないか? 必ず確認を。開封した化粧品は早めに使いきるのが理想です。特に、日焼け止めは、炎天下の屋外での使用もあり、変質が心配。保管状態に自信がない場合は、新調することをおすすめします。

■3:汚い肌を脱ぎ捨てたいから強いピーリングをする

美容皮膚科でも人気のピーリング。酸などの薬剤を用い角質を取り除きます。ピーリングの最大の魅力はザラつきやくすみへの即効的な効果。しかし、肌の最外層には紫外線や乾燥から守る大切な役割もあります。無理に皮膚をはがすと角化異常や肌荒れなどの大きなダメージを与えかねません。夏のピーリングは深追いしないことが第一です。

■4:シミが気になるからレーザー治療をする

この時季のレーザー治療はおすすめできません。治療中は肌を紫外線から完璧に防御する必要があるからです。絆創膏や日焼け止めを使うとしても、紫外線量がピークの7~8月は避けたいところ。日差しが弱まる10月以降を検討して。また、シミを濃くしないためにも、新たなシミを増やさないためにも、美白コスメと日焼け止めは絶対に使うべきです。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
鈴木 宏
STYLIST :
金井あい
HAIR MAKE :
広瀬あつこ
MODEL :
大塚まゆか
EDIT&WRITING :
木更容子、佐藤友貴絵(Precious)