千葉・舞浜にある「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、定期的に季節のフェアを行い、館内装飾やフェアの内容に即したブッフェ、イベントなどを開催しています。例えば今年5月には「イタリアフェア」、7月~8月には「ハワイアンフェア」を開催し、海外旅行気分を楽しめるブッフェを提供。

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タイの代表的な魚料理「プラーヌンマナオ 真鯛のライム蒸し」

そして9月は、「タイフードブッフェ」がスタートしています。ソムタムやガイヤーンなど、タイ料理が好きな方にはおなじみのタイのローカルフード、そして富山県にあるタイ料理専門店「喃楽」による本場の味を再現した特製メニューもお目見え。

期間中は、“指先の芸術”とも言われるタイの伝統舞踊のパフォーマンスや、タイでおなじみの三輪タクシー「トゥクトゥク」の展示&乗車体験などが行われ、さまざまな角度からタイを感じられる内容になっています。

本記事では、「タイフードブッフェ」のメディア向け試食会に参加したPrecious.jpライターが、レポート形式でブッフェの魅力をご紹介します。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの9月限定「タイフードブッフェ」レポート

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左/総支配人キリアン・ドノフー氏、右/「喃楽」の中川幸夫シェフ

今回の「タイフードブッフェ」の目玉は、なんといっても「喃楽」の特製メニュー。試食会には「喃楽」の中川幸夫シェフも登場し、今回の特製メニューのこだわりなどについて話しました。

富山県に店舗を構える「喃楽」は、「ミシュランガイド北陸 2021 特別版」掲載のタイレストランで唯一のミシュランプレートに選ばれた人気店。タイの味を日本人に伝えたいという思いから調味料、調味器具や調理法に至るまで“本場”を忠実に再現しながら、日本人の口にも合うメニューを取り揃えています。

そんな本格タイ料理を提供する中川シェフだからこその、“タイといえば!”な誰もが知る定番メニューから、あまり知られていないけれどおいしいタイの郷土料理など、バラエティー豊かなタイフード5種がラインナップしました。

「喃楽」特製メニューついては、後ほど詳しくご紹介します。

シェラトン ホテルのオリジナル タイフードメニューがずらり

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「ソムタム 青パパイヤのサラダ」

まずは、前菜からメイン、デザートなど、シェラトン ホテルのオリジナルタイフードメニューをご紹介。

日本では珍しい青パパイヤを使った「ソムタム」というタイでおなじみのサラダ。ソムは「酸っぱい」、タムは「叩く」という意味で、青パパイヤやにんじん、トマト、唐辛子を一緒に叩いて甘辛いドレッシングと和えたサラダです。シャキシャキ食感とさっぱりした酸味が、前菜としてはもちろん、お口直しにもぴったり。

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左上から時計回りに、「ヤムヌア タイ風牛肉サラダ」「ラープガイ スパイシー鶏挽きサラダ」「ヤム ウンセン タイ風春雨サラダ」「ヤム ヘット タイ風キノコサラダ」

ほかにも、鶏のひき肉をキャベツや赤たまねぎ、カオクア(タイ語で“炒ったもち米を粉状にしたもの”の意味)と一緒に炒めてパクチーや唐辛子を和えた「ラープガイ スパイシー鶏挽きサラダ」や、ほどよい甘酸っぱさと、たっぷりのパクチーの風味やエビのぷりぷり食感がたまらない「ヤム ウンセン タイ風春雨サラダ」など、充実した前菜料理が並びます。

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「ガイヤーン タイ風焼き鳥」

メインにも、今回のブッフェオリジナルのタイフードが満載。

「ガイヤーン タイ風焼き鳥」は、スパイスが効いた甘辛タレに鶏肉を漬け込んで炙り焼きにした、タイの屋台で人気のローカルグルメ。甘辛タレが絡んだジューシーで肉厚な焼き鳥は絶品です。ぜひ付け合わせのネギやヤングコーンと一緒に楽しんで。

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左上から時計回りに「エビとパクチーのピッツァ」「レッドチキンカレーパスタ」「ガイパットメットマムアン 鶏肉のカシューナッツ炒め」「タイ風ちらし寿司」

ライムとともに蒸した鯛をナンプラーで味付けしたタイの代表的な魚料理「プラーヌンマナオ 真鯛のライム蒸し」は、日本ではあまりない味わいで「ぜひ食べてほしい」と中川シェフも太鼓判。ほんのり酸味をまとったふっくらとした鯛の白身は、さっぱりといただけます。

ナンプラーやニンニク、唐辛子、砂糖などで味付けした「ガイパットメットマムアン 鶏肉のカシューナッツ炒め」は、中華料理の同様のメニューに比べてスパイシーな仕上がり。ご飯が進む味わいです。

ほかにも、さまざまな本場の味を満喫できるタイフードが日替わりで登場しています。お酒が好きな方は、さっぱりとしたのどごしが楽しめるタイの代表的なビール「Chang(チャーン)ビール」(※ブッフェとは別料金)の用意もあるので、ぜひあわせてお楽しみください。

ココナッツミルクやタイティーを使ったスイーツ類も充実

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「タイティーブランマンジェ」

スイーツコーナーにも、タイのデザートが充実しています。

「タイティーブランマンジェ」は、タイティーのこっくり甘い味わいがそのままゼリーとブランマンジェの二層になった、つるんとしたのどごしも美味なデザート。

中川シェフも「これぞタイで飲んだあの味!」と感動していたほど、本場のタイティーの味わいがしっかりと感じられる一品です。

「ココナッツ風味のもち米とタイティーカスタードクリーム(サンカヤーチャータイ)」にも、タイティーを使ったカスタードクリームとゼリーがのっているので、タイティーの甘さが味わえますよ。

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「ココナッツミルクシロップとカラフルフルーツ、ゼリー(ルワムミッ)」

その場で仕上げてもらえるデザートには、「ココナッツミルクシロップとカラフルフルーツ、ゼリー(ルワムミッ)」。暑いタイでは定番の、シロップを入れたココナッツミルクにフルーツやゼリーなどを入れて氷で冷たく仕上げたデザートです。

フルーツの甘みや酸味、優しい甘さのココナッツミルク、氷のひんやり感が合わさって、夏に食べたいデザートでした。

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「南国フルーツタルト」

ほかにも、マンゴーやキウイ、メロンなどがのった「南国フルーツタルト」や、定番デザートの「ココナッツプリン」など、タイフードブッフェ特製メニューのデザートが日替わりで提供されます。

どれも日本人好みでおいしいので、前菜やメインでお腹いっぱいでも甘い物は別腹!という方は、ぜひ多くの種類をお楽しみくださいね。

注目はタイ料理専門店「喃楽」の特製メニュー

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「喃楽」特製メニュー

最後に、今回のブッフェの注目、「喃楽」特製メニューをご紹介します。

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「プーパッポンカリー」

中川シェフが特におすすめするのは、蟹身と炒め野菜をチリインオイルやカレー粉を加えた溶き卵でとじて仕上げた「プーパッポンカリー」。見た目よりもマイルドな味わいで、お子様でも食べられます。

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「コームーヤーン」

タイ東北部イサーン地方の郷土料理「コームーヤーン」も、日本ではあまりメジャーではないものの、日本人も好きな味でおすすめだと中川シェフ。適度に脂がのった歯ごたえたっぷりの豚トロは、そのまま食べてもジューシーでおいしいのですが、ピリ辛の「タマリンドソース」をつけて食べるのが絶品!

辛いのが苦手であれば少量でいいと思いますが、得意な方はぜひたっぷりと。ピリッといいスパイスになって豚肉の甘みを引き立ててくれます。中川シェフも、「スイートチリソースを合わせがちだけれど、実はこのタマリンドソースが本当によく合うので、ぜひつけて食べてほしい」とおすすめされていましたよ。

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「マッサマンカレー」

ほかにも、辛味と旨味がやみつきになる「グリーンカレー」や、タイ南部の郷土料理でコクのある甘さが特長の「マッサマンカレー」。世界三大スープのひとつ、トムヤムクンに麺を加えた「トムヤムクンラーメン」などのよく知られるタイフードも提供されます。

ふだんは富山に行かないと食べられないミシュランの味を、この機会にお楽しみくださいね。

期間中の特定日に「タイ舞踊パフォーマンス」

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バーンラバムタイ舞踊団によるタイ舞踊

また、2023年9月16日(土)~18日(月・祝)、23日(土・祝)、24日(日)には、2Fロビーにてタイ舞踊のパフォーマンスを観ることができます。

タイの伝統文化や舞台芸術の保護・推進のための活動を行っている「バーンラバムタイ舞踊団」が、“指先の芸術”とも言われるタイ舞踊を披露します。

豪華絢爛な衣装が目を引く、繊細でしなやかな踊りを、ぜひご覧ください。

トゥクトゥクの展示&乗車体験も

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トゥクトゥク

期間中には、同じく2Fロビーにてタイでおなじみの三輪タクシー「トゥクトゥク」に乗って写真撮影を楽しめるフォトスポットが登場。9月16日(土)~18日(月・祝)の9:00~18:00には、ホテルから舞浜駅までの区間でトゥクトゥクの無料乗車体験も実施されます(予約不要、先着順、雨天中止)。

こちらも、ブッフェとあわせてお楽しみくださいね。


バラエティー豊かなタイグルメを満喫できる「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」のタイフードブッフェ。トゥクトゥク展示やタイ舞踊とあわせて、国内でタイ旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

  • シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
  • 「タイフードブッフェ」
  • 期間/~2023年9月30日(土)
  • 場所/1F ブッフェ・ダイニング「グラン・カフェ」
    時間/ランチ 11:30~14:30(土日祝~15:00)※90分制、ディナー 17:00~21:30 ※120分制
    TEL:047-355-5555(代表)
    住所/千葉県浦安市舞浜1-9
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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美