「野立広告」ってなんと読む?「のたつこうこく」ではありませんよ!

明日、9月10日『屋外広告の日』。これは、1973(昭和48)年のこの日、屋外広告法が国会で可決成立したことを記念して制定された記念日です。屋外広告というと、張り紙、立て看板、置き看板、広告幕などなど、いろいろな形状がございますが…といところで、本日の1問目です。

【問題1】「野立広告」ってなんと読む?

「野立広告」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:画像のような、野外に立てる看板などを指します。

「○○○こうこく」。
「○○○こうこく」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 野立広告(のだてこうこく) です。

読めましたか?
読めましたか?

「野立広告(のだてこうこく)」とは「路上などの屋外に設置されている広告」で、看板の場合は「野立看板(のだてかんばん)」と呼びます。車や電車から見えやすい場所、大きさで設置されることが一般的で、法律や条例により、大きさや色彩、内容、設置方法などに規制があります。私有地内の広告であっても法や条例に反さないか、配慮が必要です。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「突出広告」ってなんと読む?

「突出広告」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:画像のような、建物などから突き出る形で設置される看板などを指します。


 
「○○○○こうこく」。
「○○○○こうこく」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 突出広告(つきだしこうこく) です。

「とっしゅつこうこく」ではないのです。

「突出」という表記だけですと「とっしゅつ」と読むのが常ですが、広告類の場合は「突出広告(つきだしこうこく)」や「突出看板(つきだしかんばん)」と読みます。誤読しやすいので、おさらいしておきました。また、屋外広告意外では、新聞広告の最下段や誌面、記事の左右、記事の中に突き出したような形の広告も、こう呼ばれます。

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本日は、9月10日『屋外広告の日』にちなんで、

・野立広告(のだてこうこく)

・突出広告(つきだしこうこく)

の読み方、意味をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/国土交通省ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/photo AC
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小出 真朱