イタリアの挨拶の言葉「チャオ」の語源は?…びっくりです!

明日・9月17日『イタリア料理の日』です。これは、イタリア語で「料理」を意味する「cucina(クチーナ)」を917と読む語呂合わせで制定されました。明日のディナーはおいしいイタリア料理を召し上がるのはいかがでしょうか? ということで、本日は、イタリアに関連する言葉のクイズをお送りします。

【問題1】イタリア語の挨拶「チャオ」の語源は?

イタリア語で、親しい相手への挨拶の言葉「ciao(チャオ)」の語源として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:母親

2:恋人

3:奴隷

イタリア語のあいさつ「ciao」の語源は?
イタリア語のあいさつ「ciao」の語源は?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 3:奴隷 です。

驚きますが、経緯を知ると納得なのです。解説をお読みください。
驚きますが、経緯を知ると納得なのです。解説をお読みください。

「ciao(チャオ)」の語源は、昔のベニス(旧ベネチア共和国)の方言「sciao(スチャオ)」から来た言葉、といわれており、「sciao(スチャオ)」は標準語では「schiavo(スキアーヴォ)=奴隷」を意味します。その昔、ベニスで奴隷商売が行われていた時代の挨拶「schiavo vostro(あなたの奴隷です=あなたに敬意を表し、完全にあなたの意のままになります、と言っているイメージ)」が次第に音・ニュアンスともに変化して、現在の気軽な挨拶「ciao(チャオ)」になった、と言われています。「奴隷」と聞くと、虐げられた人々を連想しますが、混乱の時代には、ある種の職業だったとも推測できます。力のある人物に労働やサービスを提供することで、衣食住を保障される…。「あなたの奴隷です=あなたに敬意を表し、あなたの意のままになります」という挨拶が「ciao(チャオ)」という形で残ったことについては、かつて、人格の立派な主人と「sciao(スチャオ)」の間に、美しい人間関係があるケースも存在した…という歴史を表している気がします。

さて、2問目にまいりましょう。「イタリア」を表す漢字「伊」の入ったクイズです。

【問題2】「伊呂波付け」ってなんと読む?

「伊呂波付け」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:ある法則の順に番号をつけることを意味します。

<使用例>

「イタリア発症の『ドレミ』の音階が入る前は、日本では伊呂波付けを使っていたのよね」

「○○○〇け」。
「○○○〇け」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 伊呂波付(いろはづ)け です。

「いろはにほへと」の「伊呂波(いろは)」です。

「123…」「アイウ…」「ABC…」など、番号の付け方にもいろいろございますが、100年ごろまで、日本では「いろはにほへと…」もポピュラーでした。そして、この「『いろはにほへと…』で番号付けをすること」が「伊呂波付(いろはづ)け」です。ちなみに、例文に音階のことが出てまいりましたが、「ドレミファソラシ」という音階の呼び方は、イタリア発祥です。

***

本日は、9月17日『イタリア料理の日』にちなんで、

・イタリア語の挨拶「ciao(チャオ)」

の語源や背景、

・「伊呂波付(いろはづ)け」

の読み方などをおさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『VERONISSIMA』ウェブサイト/『語源由来辞典』(株式会社ルックバイス)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱