美容&ファッション賢者が選ぶ自分らしさを託せるフレグランスとは…|あの人の「輪郭」をつくる香り

ここでは、年齢を重ねてますます輝きを放つ女性たちに、今、最も愛用している、気になる一点をうかがいました。自分が心地よくいられる香り、ときに誰かのために選ぶ香り、好奇心を誘う香り…。魅力溢れるセレクションをお楽しみください。

「松倉クリニック代官山」院長・貴子さん|「ルイ・ヴィトン」のオー ドゥ パルファン『ローズ・デ・ヴァン』『スペル オン ユー』

香水_1
2016年から続く、旅がテーマのフレグランスコレクション『レ・パルファン ルイ・ヴィトン』の逸品。最高品質の天然原料を用いてクリエイトされたフレグランスは、32種を展開。※ボトルの刻印(無料)サービスもあり。各100ml ¥40,700

創造性を開放してくれるような心地よい浮遊感に心酔!

「 “ルイ・ヴィトン” のフレグランスを手掛けるのが、世界的な調香師のジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード氏と知り、興味から今ではリピートするほど虜に。なかでも複雑なローズが楽しめる『ローズ・デ・ヴァン』は、自分の女性らしい面を引き出してくれるかのよう。官能と軽やかさの二面性をもつ『スペル オン ユー』は、近くの人を惹きつけるイメージ。どちらも、幾層に重なる香りの広がり方と上質な残り香のバランスが絶妙です」


ジュエリー・ジャーナリスト・本間恵子さん|「グラフ」のオードパルファム『レセディ ラ ロナ フレグランス コレクション』

香水_2
今年2月、日本に上陸した「グラフ」初のフレグランスコレクションは、歴史上2番目に大きいダイヤモンドの原石からカットされた『ザ グラフ レセディ ラ ロナ』から着想。写真の『II』の香調は、シトラスウッディ。100ml ¥44,100

高貴な香りの世界観にうっとり…ジュエリーラヴァー待望の逸品

「ふだんからデイタイムは爽やかな柑橘系の香りを、パーティなどでは濃厚でロマンティックな香りを愛用しています。この香水は、デイタイム用に購入したもの。6種展開されているうち、透明感をイメージして調香されたという『II』をセレクト。すっきり軽快な香りのなかに、甘さと女性らしさがしっかり感じられるところが気に入っています。ダイヤモンドを象った美しいボトルのデザインも、ジュエリーラヴァーには堪えられません」


美容ジャーナリスト・齋藤 薫さん|「シャネル」のオードゥ パルファム『ココ マドモアゼル』

香水_3
シャネルの名香『ココ』は、ガブリエル・シャネルに捧げられた香りとして有名ですが、『ココ マドモアゼル オードゥ パルファム』は、彼女がもつ「もうひとつの顔」をコンセプトに2001年に誕生。50ml ¥15,400

じつは成熟した大人にこそ映える、奥行きも深みもある豊かな香り

「自分にとって一生の香りとなったのは、 “ともかく、よくほめられる” から。それもタクシーの運転手さんから、女友達、年配の外国人男性まで、幅広く。マドモアゼルの名から、可愛らしいお嬢さんの香りと思われがちですが、オリエンタルフレッシュがもつ二面性、官能的で知的でもある香りの真髄のような香調は、むしろ大人にこそ映える。天才ジャック・ポルジュがつくった天才的な香りです」


スタイリスト・押田比呂美さん|「ブルガリ」のオードパルファム『ブルガリ アレーグラ』

香水_4
『ブルガリ アレーグラコレクション』は、現在9種をラインナップ。それぞれのテーマに沿った色彩豊かなボトルには、ブランドを象徴するカボションカットを採用。100ml ¥33,660(ブルガリ パルファン カスタマーサービス)

ハイジュエラーの美意識に視覚も嗅覚も引き込まれて…

「香水選びはいつも視覚から。この “ブルガリ” のオードパルファムも、アジュールブルーの海と黄金の太陽をイメージしたというボトルのデザインに、心奪われました。ジュエリーのように、眺めているだけで心が豊かになります。シトラスの香りが特徴的な『リヴァ ソラーレ』(写真)を纏うと、これも “ブルガリ” の魔法でしょうか…。かつて訪れたカプリ島での優雅な休日が蘇ります」


服飾史家、著作家・中野香織さん|「ブルネロ クチネリ」のオードパルファム『ブルネロ クチネリ プールファム』『ブルネロ クチネリ プールオム』

香水_5
ブランドが拠点をおくイタリアの自然豊かなウンブリアの土地から着想したというフレグランスは、2024年1月発売予定。※2023年10月より、「伊勢丹新宿店」にて開催予定のポップアップショップで先行発売(要問い合わせ)各100ml ¥27,000

新時代のビジネスリーダーが贈る、ブランド初のフレグランスに期待!

「今年3月にミラノでお披露目された、 “ブルネロ クチネリ” 初となる香水に注目しています。ウィメンズの香調は、シトラス・ウッディ・ムスク。クラシックで官能的なイタリア女優を想起させます。メンズは、シトラス・アロマティック・スパイシーでモダンな香り。女性がつけてもかっこいい印象になります。 “新しいラグジュアリー” を実践するブランドへの期待も込めて、この香水を支持したい」


ビューティ・エディター 入江信子さん|「ドリス ヴァン ノッテン」のオードパルファム『ロック ザ ミルラ』

香水_6
今春初上陸! ファーストコレクションは、10種のオードパルファムと2種のオードトワレを展開。『ロック ザ ミルラ』のボトルは、琥珀色のガラスと、ハンドペインティングによる陶器が印象的。100ml ¥44,000

時代をとらえたモードブランドの華やかさを、香りでも纏える喜び

「ファッショナブルなボトルデザインにひと目惚れ。纏うと奥行きのあるスモーキーな香りが押し寄せ、時間が経つにつれて肌となじんで一体化。ミルラ(没薬)は高貴な香料として知られていますが、独特のブレンドでエレガントななかに今っぽさも。秋、深い香りが恋しくなったときにつけようと心待ちにしています」


ファッション・エディター、スタイリスト・大草直子さん|「オブヴィアス」のオードパルファム『アンボワ』

香水_7
「白いシャツのような香水」をコンセプトに、2020年、パリでローンチ。原料からパッケージまで、地球環境に配慮した素材を使用。写真の『アンボワ』含む、全11種を展開。100ml ¥17,600(ART EAU)

ジェンダーレスなウッディ系をデイリーウエアを纏うように愛用

「どのブランドでも必ず選ぶのが、ウッディ系の香り。マスキュリンなワードローブを少しでもセクシーに着こなせたら…、と思う私のファッション観に通じるため。 “オブヴィアス” の『アンボワ』との出合いは、大好きなセレクトショップ。同じ感覚でセレクトされた “香水と服” は、とってもフィットしています」


「ザ・サロン バイ ノーア」代表取締役 植原ほのさん|「メゾン フランシス クルジャン」のオードトワレ『アクア ユニヴェルサリス』

香水_8
ラテン語で、「普遍なる水」を意味する、メゾンの代表作。香調は、ムスキーシトラス。男女兼用で楽しめるクリーンな香り。70ml ¥30,800(ブルーベル・ジャパン)

端正なシャツを合わせたくなるキリッとハンサムな香り

「最近香りを楽しむようになって、香りはワードローブ同様、装うものだと実感しています。なので、その日の天候や予定、会う人との間柄に合わせて選ぶようにしています。このオードトワレはナチュラルなのに個性もしっかりあり、ほのかな残香も心地いい。まさに、白シャツスタイルに纏いたい香りです」


トラベル&スパジャーナリスト・板倉由未子さん|「アクア ディ パルマ」のオーデトワレ『ブルー メディテラネオ』

香水_9
地中海の活力溢れるエネルギーを表現したコレクションは、現在6種。写真の『フィーコ』の香調は、ウッディ グリーン。ベースのフィグウッド、シダーウッドがベンズィンと調和。150ml ¥26,840(インターモード川辺)

南イタリアの陽光を思い出すベルガモット、イチジクの香り

「イタリアは、私の心の故郷。特にローマ以南のイタリアが好きで、この『フィーコ』というオーデトワレは、現地の香水店ですすめられ出合いました。爽やかかつ、ほどよい甘さもある個性的な大人の香りは、私好み。長年愛用していますが、これに勝るものは見つかりません」

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

関連記事

PHOTO :
池田 敦(CASK/静物)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)
取材・文 :
兼信実加子