リバイバルブーツを取り入れる際に、当時と同じようなコーディネートにするとあか抜けない印象になってしまうことも。今っぽさをミックスすることで、旬のムードをまとっていた3人の海外インフルエンサーの着こなしをご紹介します。

■1:グレース・ガネムは…厚底ブーツは“さりげない”がキーに。シックに着こなす方法

ゴールドイヤリングと赤のルージュで、顔周りに華やぎをトッピング。
ゴールドイヤリングと赤のルージュで、顔周りに華やぎをトッピング。

2023年9月3日、NYファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、インフルエンサーのグレース・ガネム。2000年前後のブームだった厚底ブーツを取り入れていました。ワークテイストな重厚感のあるブーツは、程よい厚底にすることできちんと感を両得。さらにスクエアトゥなら、きれいめなムードも獲得できます。そこにブーツの色と統一したスキッパーワンピースを合わせ、シックな表情へ。きりっとした黒に季節感と華やかさを足すべく、手元には淡いブルーのファーバッグを携えて。

■2:ガブリエル・カウネシル・ポッツォーリは…程よいゆとりが抜け感を生むウエスタンブーツを活用

ミニワンピース×ロングブーツのバランスが初秋ならではの着こなし。
ミニワンピース×ロングブーツのバランスが初秋ならではの着こなし。

2023年9月21日、ミラノ ファッションウィークのショー会場に訪れていた、クリエイティブディレクターのガブリエル・カウネシル・ポッツォーリ。2000年代のボーホースタイルの要として支持を集めていた、ウエスタンブーツを活用していました。ウエスタンブーツの特徴である広めの履き口が、コーディネートにちょうどいい抜け感を加えてくれます。そこに白のミニワンピースとバッグを加え、色のコントラストを強調。仕上げに秋らしいブラウンのスウェードジャケットを重ねつつ、オーバーシルエットを選ぶことでエフォートレスにまとめて。

■3:アンナ・ウィンターは…ムートンブーツは今っぽいリラックスコーディネートに投入

ゆったりとした着こなしは、ヘアバンド投入で顔周りをコンパクトにするとすっきり。
ゆったりとした着こなしは、ヘアバンド投入で顔周りをコンパクトにするとすっきり。

デジタルクリエイターのアンナ・ウィンターをベルリン ファッションウィーク開催中のストリートでスナップ。2000年代初期に流行したムートンブーツを取り入れていました。全体的にゆったりとした着こなしにムートンブーツを加えることで、気張らないリラックスムードを演出。ジャケットやベルトを取り入れたり、モノトーンにこだわることできちんと感を確保すれば、決してルーズな印象に傾かず、秋らしいクラシックな雰囲気を醸すことに成功します。


今季のトレンドである「リバイバルブーツ」の着こなしをご紹介しました。コーディネート方法をアップデートすることで、旬の装いに導いてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香