「蟹糝薯」ってなんと読む?上品でおいしいものですよ!

明日、10月18日は、10(てん)1(しん)8(はん)の語呂合わせで、『天津飯の日』に制定されています。天津飯というと中華料理のイメージですが、実は日本でアレンジされた料理なのだとか。日本で言う「カニ玉」にあたる料理は、中国では「芙蓉蟹」と言い、白い芙蓉の花をイメージさせる卵白のみを使用したレシピで、全卵を使う「カニ玉」に甘酢餡をかけて丼にした「天津飯」は、日本の大衆向け中華料理店が提供し始めたもの、と言われております。ということで、本日は「天津飯」をキーワードにした日本語クイズをお送りします。1問目は「カニ玉」に使用する「蟹」の入ったお料理名のクイズです。

【問題1】「蟹糝薯」って何と読む?

「蟹糝薯」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「蟹のすり身や蒸した身に、すりおろしたヤマノイモ、卵白などを加えて調味し、丸めて蒸したり煮たり揚げたりした料理」のことです。

<使用例>

「あちらのお店でいただいた蟹糝薯の入ったお椀が、本当においしかったわ」

「海老糝薯」という料理もございます。
「海老糝薯」という料理もございます。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 蟹糝薯(かにしんじょ) です。

「糝」は「まぜる」「米の粉などを蒸したもの」、薯は「いも」を意味する字です。
「糝」は「まぜる」「米の粉などを蒸したもの」、薯は「いも」を意味する字です。

「蟹糝薯(かにしんじょ)」は手の込んだお料理ですが、「糝薯」という字の構成を紐解くと、なるほど、こしらえ方を表しているのか、と納得ですね。

…さて、2問目は「餡」という字の入ったクイズです。

【問題2】「餡転」ってなんと読む?

「餡転」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「あずきの餡の中に転がして、外側に餡を付けた餅」という意味で、転じて「泥まみれ」という意味でも使われます。

<使用例>

「祖母が小豆から煮てつくってくれる餡転は、素朴だけれど格別なのよ」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 餡転(あんころ) です。

「転」を、「転(ころ)がる」という訓読みで読むのです。意外ですね。

「あんころもち」と言えば、ピンとくる方も多いでしょう。この場合の漢字表記も「餡転餅(あんころもち)」です。日本で長く愛されているレシピなので、「餡転(あんころ)」と二文字熟語のみでも辞書に掲載されているのです。なんとも愛らしい響きですね。

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本日は、10月18日『天津飯の日』にちなんで、

・蟹糝薯(かにしんじょ)

・餡転(あんころ)

の日本語の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典』(株式会社講談社)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/クックドアウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱