9月に続き、パンツスタイルが多く見られた10月のキャサリン皇太子妃。なかにはラフなデニムや、トレンドのジレを取り入れたコーディネートも。スッと背筋の伸びた美しい佇まいに似合うハンサムな装いをチェックしていきましょう。
■1:イングランド国旗にインスパイアされた白ジャケットでラグビー選手を応援
2023年10月15日、フランス・マルセイユのスタッド・ヴェロドロームで行われたラグビーワールドカップ2023フランス大会準々決勝イングランド対フィジー戦を観戦。試合後、更衣室でイングランドチームの勝利を祝福しました。イングランド国旗を彷彿とさせる白のジャケットは、ZARAもの。ダブルブレストの同じものを、赤とグリーンも所有しており、キャサリン皇太子妃のお気に入りデザインのようです。ボトムには黒のフレアパンツを選び、美脚を強調。白黒のモノトーンがスッキリした印象です。
■2:デニムをヴィヴィッドなブルージャケットでスマートカジュアルへ格上げ
2023年10月12日の世界メンタルヘルスデーを祝し、イギリス・マーローで開催されたビシャム・アビー・ナショナル・スポーツ・センターのスポーツエイドを訪問。鮮やかなブルーのZARAのジャケットをスリムシルエットなマザーのデニムにコーディネートしています。足元はお気に入りの白いヴェジャのスニーカーを履いて、スポーティなエッセンスをオン。インナーは白で顔写りよく清潔感も漂わせて。Tシャツでなく、スクエアネックのトップスにしたことで公務らしいきちんと感をキープ、洗練性を高めています。
■3:視線を奪う大胆なカラーリング!ウエーブヘアでモダンな印象に導いて
2023年10月10日にバーミンガムの工場で、世界メンタルヘルスデーを記念するフォーラムを主催する若者たちにジョイン。L.K.ベネットのジャケットは、ポジティブなイメージのイエロー。明るいカラーで繊細なイベントをチアアップしたい、という意が込められた選択かもしれません。ジャケットはカーブしたピークドラペルと独特のホーンボタンを備えたシングルブレストのデザインです。美脚なフレアパンツとインナーは黒でつなげ、スタイルアップを叶えるIラインに仕上げています。
■4:ウクライナカラーのリボンを胸に。旬のニットジレスタイル
2023年10月4日、ブラックネルのレキシコン・ショッピングセンター内にあるVsiラゾム・コミュニティ・ハブを訪問。ウクライナから到着した人々を支援するため行っている活動についてヒアリングしました。パリッと爽やかな白シャツの上にグレーのセフィンのニットベストをレイヤード。セザンヌのパンツはベストと同じグレーを選び、ここでも縦を繋げてスッキリ見え効果を叶えています。ここのところ多かったビジネスライクなジャケットスタイルよりもリラックスし、親しみやすい雰囲気を漂わせています。
■5:UKメイドのピンストライプ・セットアップでマニッシュに
2023年10月3日にウェールズのカーディフでアフリカ系の人々のヒストリー月間の始まりを祝い、グランジ・パビリオンを訪問。クールなスーツはホーランド・クーパーのものです。ダブルブレストのジャケットとそれにマッチするハイウエストのストレートレッグパンツの組み合わせ。ネイビーブルーにチョークホワイトのピンストライプが入り、ビジネスウーマンらしいきちんと感と辛口なかっこよさが漂います。インナーは同じブランドのボディスーツを着用し、パーフェクトな”できる大人”スタイルを完成。
2023年10月、早くもクリスマス準備で至るところにツリーやオーナメントが並び始めたロンドン。
本格的なホリデーシーズンが始まる前のいっとき。皇太子妃の公務に対する熱心なアティテュードを表した、マスキュリンな装いが印象的な10月でした。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images(6枚目以外)
- WRITING :
- 神田朝子