雑誌『Precious』12月号では、【ベーシック派のための「モノトーン」ドレスアップ術】と題して、華やぎシーンを日常の延長として気負うことなく楽しむ、黒を基調としたドレスアップを特集。
スタイリスト・高橋リタさんが指南する、クラシックなホテルにふさわしい“ちょうどいい華やぎ”テクニックが効いたスタイルを、中条あやみさんが着こなします。
端正でシーンレスな高橋リタさんのスタイルを育んだのは、幼い頃から通い慣れたクラシックなホテルでした。日常の延長で気負うことなくモノトーンを基調にした“ちょうどいい華やぎ”術は、すぐに役立つものばかり!
今回は、「グッチ」のベルベットの深みのあるピンクのスカートが主役のコーディネートをご紹介します。
【Rita's Style】「意外にもクラシックな空間に映えるのがベルベットのピンクのスカート。白に合わせてより華やかに」
深みのある上品なピンクのスカートを主役に。きれいな色のベルベット素材もクラシックな華やぎを演出できる。いつもなら黒タートルに合わせるリタさん。ここでは空間の雰囲気に合わせ、白で優しくなじませながら、より華やかに。
「インパクト小物で“ホテル映え”する黒のドレスアップを叶えて」(高橋リタさん)
ドレスアップを日常の延長として、決して大げさにならず、ホテルに行けるくらいのちょうどいい華やぎ…と考える高橋リタさん。常に意識している“クリーンで知的で、気品ある着こなし”もホテルレベルが基準だとか。
「私にとってホテルは、家族で過ごした幼い頃の幸せな思い出が詰まった場所。ホテルで食事をするときに、両親からきちんとドレスアップすることを教わった記憶があります。大人になって、ホテルでも気後れしない〝シーンレスな着こなし〟を心掛けるようになったのも、幼い頃の経験によるものです」
パーティでさらに華やかにドレスアップする際、いつもと違う自分になる必要はないと言うリタさん。
「ホテルで“映える”ためには、小物使いが決め手になります。日頃から黒を基調にしているのは、黒には正装に値する端正さがあり、きれいな色の煌めく小物が映えるから…。例えば、旬のディテールやシルエットのリトルブラックドレスさえあれば、サテンやエナメルの光沢素材にビジューをあしらった小物を合わせるだけで、ドレスアップは適います」
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
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- PHOTO :
- 長山一樹(S-14)
- STYLIST :
- 高橋リタ
- HAIR MAKE :
- 川原文洋(UM)
- MODEL :
- 中条あやみ
- COOPERATION :
- オークラ東京、オーキッドバー、スターライト
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、池永裕子(Precious)