黒とベージュはいずれもクラシカルな定番カラーだからこそ、きれいめやカジュアル、トラッドなどあらゆるテイストを楽しむことができます。秋冬らしいソフトなベージュを黒で引き締め、絵になる装いを叶えましょう。

■1:カルロタ・バーチは…柔らかなベージュルックを端正な黒ジャケットで引き締め凛とする

アクセサリーはサングラスのみに絞り、余裕を感じさせて。
アクセサリーはサングラスのみに絞り、余裕を感じさせて。

バルセロナの街中でスナップされた、モデルのカルロタ・バーチ。ミニマルなカットソーに、ややローライズのマキシ丈Iラインスカートを合わせエフォートレスな表情へ。わずかに色味を変えたベージュの配色とプレーンな素材感なら、ミニマルシックを体現できます。そこに同色のレザー素材の小物を掛け合わせ、奥行きをメイク。仕上げに端正な黒ジャケットをさらりと肩に羽織り、引き締めながら凛とした装いへと導きました。

■2:ジータ・ドートヴィルは…柔らかなベージュニットをスタイリッシュな黒パンツで都会的に導く

トップスもボトムも、付かず離れずなシルエットを選び気張りすぎないこなれ感をオン。
トップスもボトムも、付かず離れずなシルエットを選び気張りすぎないこなれ感をオン。

2023年10月3日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、ソーシャライトのジータ・ドートヴィル。トップスとパンツのシンプルワンツールックに、さっとカーディガンを足して奥行きと立体感をアップ。トップスはベージュでまとめ、表情を明るく灯して。黒のパンツで引き締めながら、ピンストライプ模様で縦長効果も獲得。ツヤのあるレザー小物をプラスすれば、さりげない華やかさが宿ってエレガントにまとまります。

■3:ソニア・ライソンは…インパクトのあるストールを垂らしてテイストミックスの完成度を高める

全体にバランスよく黒を効かせることで、小気味よい装いへと仕上げて。
全体にバランスよく黒を効かせることで、小気味よい装いへと仕上げて。

2023年11月7日、ベルリンの街中でスナップされたスタイリスト、クリエイティブコンサルタントのソニア・ライソン。白のリブニットプルオーバーに、黒スウェットパンツを合わせリラックス。そこにベージュのウールロングコートと黒ビットローファーを加えクラスアップを実現しながら、ゆったりシルエットのコートを選ぶことで快適ムードをキープ。仕上げにロゴがアクセントのストールを垂らしてインパクトを宿せば、絵になること間違いなし。


この秋冬に参考にしたい「黒×ベージュ」の配色を使ったコーディネートを3選お届けしました。季節感やシックなムードを演出できるカラーなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香