「雪肌」ってなんと読む?「ゆきはだ」ではありませんよ!

今年の冬は、気温の不安定な日々が続きますね。古くからの暦・二十四節気でいうと、今の時期は「小雪(しょうせつ)…寒くなり雨が雪に変わってくるころ」であり、今年は12月7日から次の節気「大雪(たいせつ)…雪がいよいよ降り積もってくるころ」に入ります。突然として温かい陽気の日もある地域の方も、そろそろ雪の対策を意識しておくと良さそうです。ということで、本日は「雪」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「雪肌」ってなんと読む?

「雪肌」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「雪のように白くきれいな肌。また、そのような肌の人」という意味の言葉です。

<使用例>

「この写真の女性、アニメのキャラクターのような雪肌だけれど、画像加工はしていないんですって!」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 雪肌(せっき) です。

「肌」の音読みは「キ」です。
「肌」の音読みは「キ」です。

「雪肌(せっき)」という言葉、スキンケア用品の商品名でも目にしますね。「雪肌(せっき)」は造語ではなく、れっきとした日本語です。読めたでしょうか?

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「太平雪」ってなんと読む?

「太平雪」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「春先などに降る、薄くて大片の雪」の呼称です。

<使用例>

「雪がチラついてきたけど、太平雪だから、積もるほどにはならなそうね」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 太平雪(たびらゆき) です。

地方によって「だびらゆき」「だひらゆき」などと読むケースもございます。

「だんびら雪」「かたびら雪」とも呼ばれる形状の雪です。「だんびら」は刀の刀身の幅が広いものを言い、「かたびら」は裏地のない薄物の布を言う言葉です。雪の降り方や形状を表す言葉は実にたくさんございます。先人たちの言葉選びのセンスが息づいていますね。

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本日は「雪」という字の入った日本語から、

・雪肌(せっき)

・太平雪(たびらゆき)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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ILLUSTRATION :
小出 真朱