英国ではファミリーで過ごすことが一般的なクリスマスの月、12月。キャサリン皇太子妃もコンサートや礼拝などのクリスマスイベントでは、今夏ぶりにルイ王子含め家族全員一緒に登場しロイヤルファンの注目を浴びました。キリッとノーブルなブルーや白のワントーンスタイル、そして人気再燃中のスパンコールのドレスで登場した今月の装いをチェックしていきましょう。

■1:最愛シルエット!スッキリ見えを叶える鮮やかブルーのセットアップ

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皇太子妃の定番、ジャンヴィト・ロッシの10.5cmヒールを合わせて。

2023年12月5日、エヴェリーナ・ロンドンの新しいこども病院の開所式に出席。アレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンによるスーツはネイビー、ピンクや白なども所有するお気に入り。シングルジャケットとシガレットパンツがスッキリ見えを叶え、シャープでスタイリッシュな印象のデザインです。インナーには同じトーンのカシミアニットを重ね、まるでアンサンブルのような統一感のある装いに。サファイアとダイアモンドのネックレス&イヤリングでフェミニンな華やかさを添え、今年よく着用していた皇太子妃らしいパンツルックが完成。

■2:華麗に輝くドレス&ジュエリー!ローズゴールドのガウン

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ドレスにマッチしたソフトピンクのクラッチバッグをセレクト。

2023年12月5日、バッキンガム宮殿で外交団員を集めた夜のレセプションに出席。6月に行われた、ヨルダンのロイヤルウェディングでまとったのと同じスタイリングをリピートしています。ジェニー・パッカムによるフルレングスドレスは、ボディにフィットしたシルエットが特徴で、デコルテとウエストには輝くローズゴールドのスパンコールとクリスタルのデコレーションがあしらわれています。今シーズントレンドに再浮上しているキラキラのスパンコールには、ダイアナ妃も愛用したパールのティアラでまろやかな艶めきをプラス。耳元にはエリザベス女王から譲り受けたアールデコ調のイヤリングで華やかさを後押し!

■3:存在感大!フェスティブなオールホワイトで主宰するイベントへ

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(左から)ウィリアム皇太子、ルイ王子、シャーロット王女、ジョージ王子、キャサリン皇太子妃。

2023年12月8日、ロンドンのウェストミンスター寺院にて、自身が主宰するクリスマスキャロル礼拝にファミリー全員で出席。キャサリン皇太子妃はクリーミーなホワイトで全身を統一。ホランド・クーパーのタックパンツはフロントに2つ、ゴールドボタンが縦に並んだデザインで品格あるアクセントを添えています。ウィリアム皇太子は、ネイビーのスーツとバーガンディのネクタイ、ジョージ王子も父親と同じくネイビースーツを着用。ルイ王子はネイビーのピーコートとショートブーツの着こなしです。シャーロット王女は皇太子のタイと色を揃え、昨年と同じバーガンディのコートをセレクトしています。

■4:ブルー&グリーンをテーマにファミリーでリンクコーデ

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(左から)キャサリン皇太子妃、シャーロット王女、ジョージ王子、ウィリアム皇太子、ルイ王子。

2023年12月25日、ノーフォーク州のサンドリンガム教会で行われたクリスマスの朝の礼拝に出席。ロイヤルブルーのコート、ネイビーのタートルネック、ネイビーのブーツをまとっています。1でも着用していたダイアナ妃のダイヤモンド&サファイアのイヤリング、そしてブルーのファシネーターが装いの品格をエレベート。ウィリアム皇太子と王子たちはネイビーのアンサンブルでカラーコーディネート。ルイ王子のネイビーとグリーンのタータンチェックのパンツが、シャーロット王女のグリーンのコートともリンクし、全員揃うとさりげない統一感が漂います。


2023年12月のキャサリン皇太子妃の装いを振り返りました。

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ロンドン・ニールズヤードにあるバンクシー風キャサリン妃のアートもツリーに囲まれて華やか!

実はクリスマスをピークに草木が芽吹く5月まで、毎日どんよりした空と降ったり止んだりの雨で、暗く寒い冬が続く印象のイギリス。そんな憂鬱を吹き飛ばすような皇太子妃の華やかなファッションが新年も楽しみです。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images(5枚目以外)
WRITING :
神田朝子