疲れが抜けないのは内臓機能が低下しているから?「みぞおち剥がし」でラクになる

女性2人が並んでいる、筋膜剥がしの指導をしている
 

頑張りすぎて疲労が溜まっている人が、ケアすべきは「みぞおち」です。

「みぞおち」とは、お腹の上の中央にあるくぼんだところ。 頑張りすぎてストレス過多になっている人は「みぞおち」の筋膜が硬くなって癒着してします。これによって血液、リンパ液の流れが悪くなり、これが冷えや、内臓機能低下につながることに。加えて横隔膜に影響を及ぼし、呼吸がしにくくなるので、体調不良を引き起こしたり、自律神経のバランスを崩してメンタルにも悪影響が…!

疲れが抜けない、お腹が冷えている、イライラが止まらない…という自覚がある人は、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれる「みぞおち剥がし」をすぐにやってみてください。たった15秒行うだけで、お腹からぽかぽかしてきて、呼吸も楽に!さらに反り腰が改善したり、インナーマッスルが使いやすくなるので姿勢が整い下半身やお腹が引き締まる、リラックスできるから睡眠の質が向上、といいことづくし。いつでもどこでもできるので、疲れたー、と感じたら、すぐにやってみてくださいね。

■Step1:「みぞおち」を手でしっかりとつかむ

肋骨の下に親指を突っ込むようにして、みぞおち部分をしっかりとつかみます。最初は「硬くて指が入らない」という人もいるかもしれませんが、徐々に柔らかくなるので無理しない範囲でやってみてください。

「みぞおち」を手でしっかりとつかむ
 

■Step:つかんだ「みぞおち」の肉を手前に引っ張る

前屈みになると、つかみやすく引っ張りやすくなります。表面だけでなく、奥の内臓から引き剥がすようなつもりで行いましょう。このつかんで引っ張るを15回繰り返してください。

つかんだ「みぞおち」の肉を手前に引っ張る
 

【まとめ|疲労が溜まっている人必見!「みぞおち剥がし」で不調を改善】
1)頑張りすぎて疲労が溜まっている人が、ケアすべきは「みぞおち」。
2)「みぞおち」が硬くなって癒着すると、血液、リンパ液の流れが悪くなり、冷えや、内臓機能の低下に。
3)呼吸も浅くなり、自律神経のバランスを崩してメンタルにも悪影響が。
4)「みぞおち剥がし」を行うと代謝が上がり、不調を改善するのでおすすめ。

以上、「疲労が溜まっている人必見!『みぞおち剥がし』で不調を改善」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は1月6日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)が9月4日に発売。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「この筋膜剥がしをやってみたら、冷えていたお腹がすすぐに温まりましたし、ホッとするようなリラックス感が。最初は硬くてつかみにくかったのですが、何度か行ううちに腹部が柔らかくなってきました。このメソッドを行うと気持ちがいいですし、巡りが良くなるので、疲れにくくなりそうですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子