ホワイトカラーのシャツを取り入れたコーディネートをまとめました。ファッションアイテムの定番とも呼べる白シャツを使って、シンプルだったり華やかだったりといった幅広いコーディネートを楽しみましょう。さらに王道アイテムである白Tシャツを使ってコーディネートも紹介します。

【目次】

レディース春夏白シャツコーデ


【1】白シャツ×ピンクパンツ

【1】白シャツ×ピンクパンツ
パンツ(PT JAPAN〈PT01〉)、シャツ(レリタージュ マルティニーク〈レリタージュ マルティニーク〉)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド〈フレッド〉)、バッグ・ストラップ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは腰周りのゆとりと、裾に向かって細くなるテーパードラインが、メンズから派生したパンツ専門ブランドらしい1本。裾はダブル仕立てで上品です。マットなコットンの質感が、ピンクのパンツをドライに仕上げてくれます。ボリュームのある白シャツとクロップドパンツの組み合わせが旬のバランスへと更新。

【2】白シャツ×オレンジパンツ

【2】白シャツ×オレンジパンツ
シャツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、パンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

鮮やかな配色もつかず離れずのシルエットでこなれた印象に。シャツの裾スリットからちらりと見えるオレンジが、自然に縦ラインを強調してくれます。

【3】白シャツ×グレーパンツ×黒コート

【3】白シャツ×グレーパンツ×黒コート
コート・シャツ・パンツ・バッグ・靴・サングラス(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレフェラガモ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

上質素材が描く優美でクリーンなシルエットが魅力の『エッセンシャル』ライン。カシミヤをブレンドしたヴァージンウールのコートはレザーのパッチポケットが付き、シャツはレイヤードされた襟元が、ラグジュアリーな個性を物語っています。『ガンチーニ』のバッグの力強い存在感で装いを辛口にまとめましょう。

【4】白シャツ×ネイビーパンツ

【4】白シャツ×ネイビーパンツ
シャツ・ベルト・パンツ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

白シャツ×ネイビーのオーセンティックな着こなしには、コルセットベルトを加えて、旬のおしゃれに挑戦。黒よりやわらかいネイビーなら、トレンド要素が強いアイテムを取り入れても上品に決まります。耳元や手元には、ブルーサファイアやロンドンブルートパーズがあしらわれた、青く輝くジュエリーをちりばめて、みずみずしく。ハリ感のあるウールモヘアのパンツに、シルク混のコルセットベルトをオン。ウエストが強調されることで、モードな香りが漂います。

【5】白シャツ×グレーパンツ

【5】白シャツ×グレーパンツ
シャツ(アマン〈アンスクリア〉)、パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

コーディネートをあれこれ考える時間がない! そんな朝は、ピュアな白のロングシャツを、コートのようにはおって颯爽とオフィスへ。肌が透けて見えるほどの極薄のコットンに、ほのかに艶のあるシルクリネンのグレーパンツが重なり、涼やかな女らしさが実現します。バッグや靴もメタリックなシルバーを合わせてクールな女らしさを目指しましょう。

【6】白シャツ×白パンツ×スカーフ

【6】白シャツ×白パンツ×スカーフ
シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカーフ・バングル(エルメスジャポン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

艶やかな光沢とハリが美しいシンプルシャツは、どんな着こなしにも映えるオールマイティーなアイテム。この春夏は、こんなシャツを主役にさまざまな表情を重ねたオールホワイトな装いを楽しみましょう。合わせるパンツもスカーフも異なる素材感のものを選び、奥行きのある「白」の着こなしを実現してください。

【7】白シャツ×デニムパンツ

【7】白シャツ×デニムパンツ
バッグ『ポスティーナ BABY ゼータ』(アマン〈ザネラート〉)、シャツ(デザインワークス ドゥ・コート六本木ヒルズ店〈デザインワークス〉)、デニム(エージー ジャパン)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

バッグ『ポスティーナ』の記念モデルは、日本の桜をイメージした落ち着いたピンクが大人好み。シャツ×デニムのシンプルなスタイルによく映えます。

【8】白シャツ×白パンツ

【8】白シャツ×白パンツ
コットンのシャツ・パンツ(シーエイチ キャロリーナ ヘレラ銀座店)、ショートペンダント『ペルレ』・ロングペンダント『フリヴォル』・ロングネックレス『ヴィンテージ アルハンブラ』・リング『ペルレ』(ヴァン クリーフ&アーペル) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

大人の女が着る白シャツは、シルエットもディテールも華やかでありたいもの。たっぷりと贅沢な布使いで、身ごろと袖が一体になったスキッパーシャツは、袖口をリボンで絞って、ふんわりさせましょう。ゴールドネックレスを重ねれば、こっくりとした女らしさを演出できます。

【9】白シャツ×ブルーパンツ×ストール

【1】白シャツ×ブルーパンツ×ストール
シャツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、パンツ(ドゥロワー青山店〈ドゥロワー〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(ブリンク ベース〈ティエリー ラスリー〉)、腕時計・ブレスレット・リング(カルティエ) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

シンプルな着こなしに、色と小物で深みを加えて。きちんと感とアクティブさを兼備するシガレットパンツは、きれい色なら爽快なインパクトを与えてくれます。 

【10】白シャツ×黒パンツ×トレンチコート

【2】白シャツ×黒パンツ×トレンチコート
ヴァレンティノのコート・シャツ・パンツ・ヴァレンティノガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン〈)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

薄いシルクジョーゼットを重ねて、ステッチをかけた贅沢なトレンチコート。正統派トレンチのデザインを踏襲しつつ、しなやか素材でロング&リーンなシルエットが実現できるから、白シャツ&黒パンツでマニッシュにまとめても、女らしさが香り立ちます。

【11】白シャツ×パンツ×ブルゾン

【3】白シャツ×パンツ×ブルゾン
フーデッドコート・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ワイドパンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、スーツケース〔参考価格〕(フィーゴ〈フェリージ〉) 靴(JIMMYCHOO)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

出張時でもリラックス感はほどほどに、ワイドパンツを主役にいつもと同じようなきちんとスタイルをキープするのがキャリア女性の矜持。白シャツをベージュブルゾンの袖口からのぞかせた絶妙な色重ねで、どこまでも上品な着こなしを目指します。

【12】白シャツ×黒パンツ×スカーフ

【4】白シャツ×黒パンツ×スカーフ
シャツ・シルクのスカーフ・パンツ・イヤリング・リング(イヴ•サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

しなやかなシルククレープデシンの白シャツに、シャープな黒パンツという、凛として、研ぎ澄まされたミニマルモードに、繊細かつ個性的なモチーフジュエリーを重ねづけ。そんな遊び心こそが、大人かわいいスタイルの真骨頂です。

【13】白シャツ×ミントグリーンパンツ

【5】白シャツ×ミントグリーンパンツ
パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、シャツ(エーピー ストゥディオ・ニュウマン シンジュク〈エーピー ストゥディオ〉)、ネックレス(ボン マジック)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン・ゼニス)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈フォンタナ ミラノ 1915 〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

パンツは艶のあるシルクウール素材で、ミントグリーンの爽やかな色が新鮮。背中にボリュームをもたせた白シャツは、フロントのみボトムインして、もたつきを解消させましょう。靴とバッグは淡いベージュトーンで品よくまとめて。

【14】白シャツ×ブルーパンツ

【6】白シャツ×ブルーパンツ
シャツ(ebure)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

フロントヨークを切り替えたノーカラーのドレスシャツは、スイスにある最高級のシャツ生地メーカーのコットンを使用。上質素材ならではのしなやかさとボトムインした端正な佇いに、透明感のある水色のパンツがひときわクリアに映えます。フリンジが楽しい巾着型バッグで軽やかに仕上げましょう。

【15】白シャツ×デニムパンツ×スカーフ

【7】白シャツ×デニムパンツ×スカーフ
シャツ(トレメッツォ〈バグッタ〉)、パンツ(エム&アソシエイツ〈シンメ〉)、スカーフ・レザーブレスレット・エナメルブレスレット(エルメスジャポン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

シンプル派にとって基本ともいうべき白シャツは、そのまま着るのでは物足りません。そこでプリントスカーフをネクタイ風に結んで流れるような女らしさをプラス。さらにプリントのなかのアクセントカラー=ピンクを手首のブレスレットにもリンクさせましょう。淡いラベンダーカラーの濃淡とローズピンクとの優しいハーモニーは、辛口のシャツをぐっと優雅に印象づけてくれます。

【16】白シャツ×白パンツ×ジレ

【8】白シャツ×白パンツ×ジレ
パンツ・ジレ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、シャツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、バッグ(ブランドニュース〈マンサー ガブリエルフォー エッセンス〉)、ネックレス(ピアジェ)、靴(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ジョーゼットのゆとりパンツと、とろみ素材のブラウスは白でまとめて軽やかに。薄手のラムレザーで仕立てたロングジレが着映え効果を発揮します。

【17】白シャツ×キャメルワイドパンツ

【9】白シャツ×キャメルワイドパンツ
シャツ・パンツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バングル( ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

黒のピンストライプが効いた白シャツを主役にした余裕漂う装い。キャメルのワイドボトムを合わせた優しい配色バランスが、クールなシャツスタイルに親しみやすさをもたらします。眼鏡やレザーバッグなどの黒小物で、オフィスシーンにも通用する心地よい緊張感を忘れずに。

【18】白シャツ×白パンツ×カーディガン

【10】白シャツ×白パンツ×カーディガン
靴(ブルーベル・ジャパン〈ジュゼッペ ザノッティ〉)、イレブンティのカーディガン・パンツ・ストラネスの白シャツ(三喜商事)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ベージュ×ホワイトの清潔感あふれる着こなしには、インパクトのある足元を演出してセンスをアピール。華奢なピンヒールではなく、パテントレザーで覆われたブロックヒールだからこそ、力の抜けたおしゃれがかないます。

【19】白シャツ×デニムパンツ

【11】白シャツ×デニムパンツ
靴『BB』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、バルバのシャツ・セバスチャン ジョフリーモンフォールのバングル・スティーブン デュエックのリング(ストラスブルゴ)、デニム(アクネ ストゥディオズ)、ベルト/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

うっとりと見惚れるほど美しいターコイズブルーのパンプスがあれば、白シャツとデニムのごくごくシンプルな着こなしも、ハッとするほど洗練されます。どこから見ても、女性の脚を完璧なほどに美しく形づくるパンプス『BB』には、「すべての女性はブリジット・バルドーのエレガントな歩き方を学ぶべき」というマノロ氏の想いがあふれています。

【20】白シャツ×パンツ×ジャケット

【12】白シャツ×パンツ×ジャケット
ジャケット・パンツ(コロネット〈ボリオリ〉)、シャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ポケットチーフ・バッグ(和光)、メガネ(ファブ〈セリマ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

カジュアルなコットン素材でありながら、高密度で編まれているため形くずれもせず、きちんと感もあるニットジャケット。インナーの滑りを助けるため、袖のみ裏地を採用するうれしい配慮も魅力です。

【21】白シャツ×グリーン柄パンツ

【13】白シャツ×グリーンパンツ
シャツ・パンツ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

サファリテイストをそのままプリントで表現した細身のパンツ。リナ・ボ・バルディ自らデザインした、自邸から見た景色がイメージソースになっています。清潔感のある白のロング丈シャツとメタリックサンダルを合わせて、リラックスムードたっぷりに着こなしましょう。

【22】白シャツ×デニムパンツ×黒ジャケット

【14】白シャツ×デニムパンツ×黒ジャケット
バッグ・ジャケット・シルクシャツ・デニム・靴・イヤリング・ブローチ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

丈が長めのスモーキングジャケットは、デニムでドレスダウンすると絶妙なシルエットが生まれます。新作のショルダーバッグ『シャーロット』を、モダンな光沢を放つ黒のパテントで取り入れて。

【23】白シャツ×デニムパンツ

【15】白シャツ×デニムパンツ
大人の余裕を感じさせるデニムスタイル

ラフな印象を与える少しゆとりのあるボーイフレンドデニムをオンモードに格上げしたのは、ピンヒールと上質レザーのバッグの存在でした。シンプルなのにオシャレ、それを叶える最大のポイントは大きすぎず小さすぎない、そのサイズ感のアジャストが左右します。自分に似合う黄金バランスを研究して、デニムに白シャツという王道のスタイルを自分らしくアップデートしましょう!

【24】白シャツ×パンツ×帽子

【16】白シャツ×パンツ×帽子

働く女性の基本アイテムである「パンツ」スタイルをハイセンスに格上げたのは、つば広のストローハットの存在感。日本人にはなかなかない大胆な発想ですが、オシャレ心を後押しするアイテム選びはぜひ参考にしてください!

レディース春夏白Tシャツコーデ


【1】白Tシャツ×デニムパンツ

【1】白Tシャツ×デニムパンツ
白Tシャツ・デニム(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブレスレット/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

ストレッチのきいたやわらかな肌触りと美しい光沢が格別な白Tシャツ。希少価値の高い超長綿を紡いだ生地は、強度にも優れ、毛羽立ちが最小限に抑えられています。また、後ろの襟ぐりにさりげなく並ぶ細いボールチェーンのあしらいも見事。細部にいたるまでブランドの矜持が感じられる一枚です。

【2】白Tシャツ×デニムパンツ×グレージャケット

【2】白Tシャツ×デニムパンツ×グレージャケット
白Tシャツ・ジャケット・デニム(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブレスレット/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

マニッシュなテーラードジャケットに合わせるインナーは、首元がキュッと引き締まったクルーネックの「定番白Tシャツ」が断然気分です! シックなグレーに、目の覚めるようなクリアな白を合わせるとメリハリが生まれ、都会的な印象に。

【3】白Tシャツ×黒ワイドパンツ

【3】白Tシャツ×黒ワイドパンツ
5分袖白Tシャツ・パンツ・ネックレス・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

すっきりと端正な印象の「5分袖白Tシャツ」は、ワイドパンツに合わせてエレガントに着るのが今年流。ロングスカートのようなボリューム感のあるパンツは、歩く姿を優雅に見せ、気負いのない、大人のラグジュアリーを演出してくれます。

【4】白Tシャツ×黒デニムパンツ

【4】白Tシャツ×黒デニムパンツ
ヴァレンティノ ガラヴァーニの靴・サングラス・バッグ・ヴァレンティノのTシャツ・デニム(ヴァレンティノ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

シンプルが心地よく、そして自信をもって楽しめるようになった世代だからこそ、今また新鮮に映る、白Tシャツの潔さ。足元にキリッと輝くシルバー靴を選んだのは、コットンの清潔感を引き立てるためです。あえて色を投入しないことが、夏のモノトーンを成功に導く鍵に。ジュエリーのごとく光を反射する、辛口なスタッズが大人の迫力をもたらしてくれます。

【5】白Tシャツ×ネイビーパンツ×ロングジレ

【5】白Tシャツ×ネイビーパンツ×ロングジレ
5分袖白Tシャツ・ジレ・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス・バングル・時計/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

夏のビジネスシーンでは、きちんと感がありながらも頑張りすぎず、肩の力が抜けた着こなしを。そんな理想をかなえてくれるとともに、程よいモード感まで演出してくれるのが「5分袖白Tシャツ」の魅力です。インディゴブルーの襟付きロングジレを重ねれば、凛とした緊張感が漂います。

【6】白Tシャツ×ベージュパンツ×黒カーディガン

【6】白Tシャツ×ベージュパンツ×黒カーディガン
Aライン白Tシャツ・カーディガン・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

「Aライン白Tシャツ」は、トレンドのボリュームトップスの流れをくんで、ゆったり着られるのが魅力。ワイドクロップドパンツにウエストインすれば、今どきのカジュアルシルエットが生まれ、大人の余裕ある着こなしに仕上がります。

【7】白Tシャツ×グリーンパンツ×黒ジャケット

【7】白Tシャツ×グリーンパンツ×黒ジャケット
パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは王道のシルエットで人気の定番モデルの新色。織り感のある生地だから脚の線を拾わずすっきり見えます。艶黒のスモーキングジャケットには、あえてロゴTシャツで外しを加え、堅い印象にならない大人のカジュアルを提案しましょう。

【8】白Tシャツ×フレアスカート×ピンクブルゾン

【1】白Tシャツ×フレアスカート×ピンクブルゾン
ドゥロワーのブルゾン・ドラゴンのバッグ(ドゥロワー 丸の内店)、アバティのTシャツ・エリザベス アンド ジェームスのスカート(コロネット)、時計(ブライトリング・ジャパン)、靴(ebure〈アルムナエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

今春、ぜひ取り入れたいのが大人のスポーツテイスト。ブルゾンはパワフルなピンクを選択。その迫力に負けないようにたっぷりしたフレアスカートで女力ある華やぎを加味しましょう。端正なアイボリーカラーとなら、軽快さも十分です。

【9】白Tシャツ×黒パンツ×黒ジャケット

【2】白Tシャツ×黒パンツ×黒ジャケット
ジャケット・パンツ(マディソンブルー)、カットソー(スローン)、ピアス・ネックレス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ウエスト位置を高めで絞ったジャケット、ヒップラインを美しく見せるパンツ…。こんなさりげない女らしさを感じさせる、シルエットのきれいな黒のセットアップこそ、特別な日に限定せず、日常で着こなして。

【10】白Tシャツ×パンツ×パーカー×ストール

【3】白Tシャツ×パンツ×パーカー×ストール
フーデッドコート・ストール・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、Tシャツ(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ブラミンク)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)  撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

週末のオフタイムには、自然になじむベージュのスエードアウターをはおれば、リラックス気分もさらに盛り上がります。白Tシャツをインに、淡いベージュを重ねて、春気分も満載。

【11】白Tシャツ×黒スカート×黒ジャケット

【4】白Tシャツ×黒スカート×黒ジャケット
ディオールのジャケット・カットソー・スカート・靴・ディオール ファインジュエリーのブレスレット・リング・バングル(クリスチャンディオール) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

モノトーンのジャケットスタイルに、女性らしさあふれるチュールスカートで味つけ。フェミニン&モードな端正な着こなしがかないます。

【12】白Tシャツ×デニムパンツ×カーディガン

【5】白Tシャツ×デニムパンツ×カーディガン
カーディガン・Tシャツ・デニム・靴(グッチ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

グッチの伝統的なアイコン、ウェブ ストライプのトリミングが目を引くツイードカーディガン。たっぷりとしたオーバーサイズが鮮度の高い装いへと導いてくれます。1980年代に誕生したグッチ ロゴをアップデートしたプリントTシャツとブリーチデニムで、懐かしくも新鮮な着こなしに。足元の仕上げは、おしゃれ通に人気を博すホースビット付きスリッパサンダルで洗練を極めましょう!

【13】白Tシャツ×黒スカート×白ジャケット

【6】白Tシャツ×黒スカート×白ジャケット
ジャケット・Tシャツ・スカート・ネックレス(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

Tシャツをインに合わせ、美しいシェイプのジャケットをオープンに。軽やかなチュールのスカートを合わせた着こなしは、「ニュー ルック」の新解釈です。カジュアルな遊び心で表現したかしこまらないエレガンスは、まさに今の気分! これこそが、女性の精神性をリアルにとらえたマリア・グラツィア・キウリの視点です。

【14】白Tシャツ×イエローパンツ×ストール

【7】白Tシャツ×イエローパンツ×ストール
Tシャツ(三崎商事<エルミダ>)、パンツ(ASPESI 六本木<アスペジ>)、ピアス(ストラスブルゴ<サイモン アルカンタラ>)、バングル(コロネット<エリザベス アンド ジェームス>)、ストール(スティーブン アラン トーキョー<スティーブン アラン>)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン<トッズ>)

定番の白Tシャツですが、キャリア女性的セレクトポイントは、まず何よりも部屋着感がないこと。シンプルなデザインや薄手素材の白Tシャツは、大人の女性が着る場合、ともするとのっぺり見えたり急激なオフ感が出てしまう可能性が…。そんな心配を払拭してくれるのが、このコーディネートでも使用している、ちょっとしたデザイン性が効いた一枚です。

【15】白Tシャツ×黒スカート×ジレ

【8】白Tシャツ×黒スカート×ジレ
Tシャツ(エストネーション<オーラリー>)、ジレ[共布ベルト付き](チェルキ<トモウミ オノ>)、スカート(yoshie inaba)、バングル各・リング各(ポメラート・ジャパン<ポメラート>)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン<ロジェ ヴィヴィエ>)

Vネックの白Tシャツを一枚で。ではちょっと心許なくて…、と感じるときにオススメしたいのが、ジレとレイヤードした着こなしです。TシャツのV開きによって顔周りはすっきりと見せながら、コーディネートに深みが生まれるジレ合わせ。どうしてもトップス一枚×ボトム一枚という単調な合わせが続いてしまう初夏に取り入れることで、いつも同じ印象に陥りがちな装いに幅が出ます。

【16】白Tシャツ×プリーツスカート

【9】白Tシャツ×プリーツスカート

シルキー素材のトップスにフェミニンなプリーツスカートを合わせた、品格あるご令嬢スタイル。非の打ち所のない清楚な大人コーデのお手本ですが、実は主張し過ぎないよう馴染ませた「茶色」の配色がスタイルアップの鍵に。アーバンさも感じさせる生真面目過ぎないオフィススタイルは、好感度アップ間違いなしです!

【17】白Tシャツ×白パンツ×ジレ

【10】白Tシャツ×白パンツ×ジレ
ロングジレとニュアンスカラーの法則

「白Tシャツ」に白パンツを合わせたシンプルなオールホワイトコーデをブラッシュアップしたのはロングジレの存在でした。「ジャストくるぶし丈」のパンツ選びや「ニュアンスカラー」の取り入れ方など、スタイルアップのヒントが満載。仕上げの赤い口紅がこなれ感も演出しています。オールコーデで真似したいお手本スタイルです。

白シャツ×スカートコーデ


【1】白シャツ×白ロングスカート

【1】白シャツ×白ロングスカート
シャツ・スカート(ステラ マッカートニー ジャパン)、時計『セルペンティ スピーガ』・リング『ビー・ゼロワン デザイン レジェンド』(ブルガリ ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ハリのあるコットンシャツ地に、ギャザーをたっぷりと寄せたプルオーバートップス。首の後ろ側だけシャツ襟が立ち上がって、広く開いたデコルテを華麗に縁どります。大胆なスパイラルを描く、ホワイトセラミック・ブレスレット時計の都会的な光沢が、圧倒的にモダンなスタイルに仕上げてくれます。

【2】白シャツ×水色スカート

【2】白シャツ×水色スカート
スカート・シャツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

知的な雰囲気が漂う、アシンメトリープリーツのスカートには、限りなく白に近いパウダーブルーのシャツを合わせてフレッシュに。淡い色調をくずさないように、小物も白やベージュでまとめるのが正解です。やわらかな素材を組み合わせたフェミニンな着こなしでも、シャツの襟元に浮かぶ、Vラインが顔立ちをシャープに演出します。

【3】白シャツ×オレンジプリーツスカート

【3】白シャツ×オレンジプリーツスカート
シャツ・スカート・靴(ロエベ ジャパン)ピアス・リング(ラリック銀座店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

揺れるプリーツの美しさ、大胆なカット、きれい色などデザイン性が豊かで女らしいスカートをシンプルに白シャツに合わせるとエレガンスが際立ちます。

【4】白シャツ×グリーンロングスカート

【4】白シャツ×グリーンロングスカート
スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、シャツ(ebure)、ピアス(ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、バングル(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

今季の流行色、みずみずしいグリーンのスカートを休日のカジュアルスタイルに投入! 白シャツに合わせるだけでハッとするほど新鮮に仕上がります。インパクトのあるバッグでさらに着映えましょう。

【5】白シャツ×ネイビースカート

【5】白シャツ×ネイビースカート
スカート・シャツ(3.1 フィリップリム ジャパン)、ピアス・ブレスレット・リング(シャンテクレール 東京店)、時計(オメガ)、眼鏡(シャネル アイウェア事業部) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ピンストライプのスーツ生地を用いた、ビジネスシーンにふさわしい「美デザインスカート」。サイドにシャーリングを施すことで、フェミニンなシルエットを実現しています。パフスリーブのシャツやスウィングピアスをクリーンな白でそろえて、清潔感のある着こなしに。スカートはストレッチのきいたウール素材で、ストレスフリーの着心地。アシンメトリーなデザインが、ひざ下をすっきり長く見せます。

【6】白シャツ×黒スカート×ジャケット

【1】白シャツ×黒スカート×ジャケット
ジャケット・ブラウス・ボウタイ・スカート・ブローチ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

細ラペルが端正なウールジャケットは、はおったときにいちばんきれいに見えると打ち出されたこだわりの74㎝丈。小さめの袖ぐり、細身な身幅で、ロングシルエットでもスマートに着こなせます。マニッシュな表情のジャケットには、リボン風のボウタイで、ほのかな女らしさをプラスしましょう。

【7】白シャツ×白スカート

【2】白シャツ×白スカート
ブラウス・スカート・ピアス・バッグ※日本橋三越限定(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

一見、ごくシンプルな着こなしにも見えますが、深めのネックラインやオーバーサイズなど計算し尽くされたシルクブラウス。歩くたびにひらりと揺れるラップスカートも同色でそろえたら、仕上げにクロコダイルのバッグでキレ味を出しましょう。

【8】白シャツ×スカート×スカーフ

【3】白シャツ×スカート×スカーフ
シャツ(アマン〈フィナモレ〉)、スカート(三喜商事〈マウリツィオ ペコラーロ〉)、シルクスカーフ『マハラニの庭』・バングル(エルメスジャポン)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ラフに巻いたスカーフや少しビッグサイズへとアップデートした白シャツ…上品なくずしが絶妙な装いへと導いてくれます。ベーシック派だからこそ、今っぽさには敏感でありましょう。

【9】白シャツ×白ワンピース

【4】白シャツ×白ワンピース

N.Y.のオシャレマダムといってまず思い浮かぶのは、高級百貨店、バーグドルフ・グッドマンの女帝ともいえるリンダ・ファーゴではないでしょうか。鮮烈のホワイトワンピースにシャツを一枚はおっただけの、実はとてもシンプルなコーディネートなのですが、腰位置でシャツを結ぶなど独自の視点でアレンジを加えることで、こなれ感が醸し出されています。彼女のパーソナリティを映し出すかのような、自由な着こなし術です。