パントン社から発表された2024年のカラーはピーチファズ。あらゆる色と相性がいい絶妙な色味で、待ち遠しい春の雰囲気をまとったキャサリン皇太子妃の装いをご紹介します。

■1:優しげトーンをブラックのディテール&小物で引き締めて

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クラッチバッグは愛用のマルベリーのもの。

ロンドン・パディントン駅で開催された慈善フォーラムイベントに出席。立体感のある花柄のディテールと黒のトリムが特徴のワンピースを着用しています。Orla Kielyによる一着は膝丈のペンシルスカート、手首まで袖、ボートネックのデザイン。実はスクープバックで背中に肌見せが。リボンベルトがあしらわれたキュートな雰囲気に切れ味を添えています。足元はトッズのブロックヒールのパンプスをチョイス。ベージュよりも愛らしく、ピンクよりも落ち着いたトーンでポジティブな着こなしを完成。

■2:ニュートラルワントーンで揃えてワンピースの色味を際立てて

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フレッシュで愛らしいピンクよりのカラー。

ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された「ヴォーグ100:スタイルの世紀」展を訪問。アレクサンダー・マックイーンのワンピースにベージュ小物を合わせた、柔らかなワントーンコーデです。ワンピースにはピーチカラーの美しさを引き立てるよう、目立つ装飾はほとんどないデザイン。深いVネック、7分丈の袖、控えめなペプラムやフレアなスカートなど、フェミニンで洗練されたラインが印象的です。

■3:肌映え効果抜群!ピーチトーンをコートで堪能

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春らしく上品でエレガントな色合わせ。

イギリス・ハンプシャー州ウィンチェスター近郊のナオミ・ハウス小児ホスピスを訪問した際は、タラ・ジャーモンのピーチトーンのコートで登場。肌映りのいいカラーで、明るく親しみやすいムードを漂わせています。コートのインナーは、さらにペールなピーチカラーのワンピースを着用し、グラデーションに。L.K.ベネットのプラットホームパンプスとクラッチバッグはどちらもヌードカラーを選び、着こなしに馴染ませています。

■4:ピーチの締め色に最適!旬カラーのブラウン

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耳元にはシトリンのイヤリングで洗練の輝きを添えて。

ロンドンのチェルトナム競馬場で開催されたチェルトナム・フェスティバルの4日目に出席。ジョセフのピーチカラーのコートにブラウン小物をスタイリングしています。ウォームトーンのピーチにブラウンの組み合わせはブラックよりも馴染みよく、しっくりくるカラーリング。膝上丈のコートにロングブーツの組み合わせが、レトロでキュートなムードを漂わせています。

■5:可憐なピーチ&レースで女王のダイヤモンドジュビリーを祝福

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英国が君主のダイヤモンドジュビリーを祝うのは歴史上2度目でした。

ロンドンのセント・ポール大聖堂で開催された、エリザベス2世のダイヤモンドジュビリーを祝う感謝祭に出席。着用したのはアレキサンダー・マックイーンによるピーチカラーのレースワンピースです。ヌードカラーのパンプス、ピンクサテンのクラッチバッグ、そしてベールのあしらわれたカクテルハットを合わせて、ソフトでフェミニンな装いに仕上げています。


2024年のトレンドカラー、ピーチファズをまとったキャサリン皇太子妃の装いを振り返りました。あたたかみのあるトーンは、春が恋しいこの時期にフレッシュに映ります。ぜひ今から注目してみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子