側頭筋がゆるむと、目元の筋肉がゆるみ疲労解消にも。視界がクリアに!
頭の筋肉は、前頭筋・側頭筋・後頭筋の3つがあり、それを頭頂部から帽子のようにつないでいるのが帽状腱膜という筋膜です。そして、側頭筋とは頭の側頭部に広がる大きな筋肉。頬や目元の筋肉と繋がっているため、凝り固まってしまうと、顔全体のたるみ、目元のシワの進行に大きく影響してしまいます。
側頭筋が硬くなるのは、ストレスや緊張による食いしばりに加え、目元の筋肉とも連動していることから、スマホやパソコンで目を酷使することも原因のひとつに。つまり、側頭筋は日常のちょっとしたことですぐに硬くなりますし、放っておけば、顔のたるみ、目元のシワがどんどん深刻化してしまうので、ケアは必須です。
そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、超簡単な「側頭筋ストレッチ」。
深呼吸しながら側頭筋を手のひらでプッシュするだけなのですが、たった30秒で、頬がキュッと引き上がり、目の疲れまで軽減する実感が。この方法で仕事の合間や就寝前のリラックスタイムなど、こまめに硬くなった側頭筋をゆるめてリセットすれば、たるみやシワが定着しにくくなるし、目元の疲労解消にも。ぜひ習慣化してくださいね。
■側頭筋を手のひらで押しながら深呼吸する
手のひらを側頭筋に当てて押し、頭は手のひらの方向に押す、という押し合いを、深呼吸しながら行いましょう。これだけでリラックスしながら側頭筋をゆるめることができます。そして5秒間キープし、これを3回繰り返してください。反対側も同様に行いましょう。
【まとめ|30秒でたるみ、シワに効く!側頭筋ストレッチ】
1)スマホやパソコンによる目の酷使、食いしばりによって側頭筋がカチカチ状態に。
2)放っておけば目元のシワ、顔のたるみを深刻化させる原因に。
3)こまめに側頭筋をゆるめるケアが若々しい印象をキープする秘訣。
4)「側頭筋ストレッチ」は超簡単で、30秒で完了。こまめなケアでたるみ、シワ予防に。
以上、「30秒でたるみ、シワに効く!側頭筋ストレッチ」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は2月3日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子