「草生す」ってなんと読む?「くさはやす」ではありません!

明日、2月16日は『寒天の日』です。日本一の寒天の産地・長野県の茅野商工会議所と、長野県寒天水産加工業協同組合が制定した記念日で、日付は、2005年のこの日にテレビで寒天が健康食品として紹介され、大ブームにつながったこと、干天の製造はこの時期が大詰めであることなどから選ばれました。ちなみに寒天は、現代でもすべて、天草を原料とした天然ものしか存在しません。ということで本日は「天草」の「草」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「草鞋」ってなんと読む?

「草鞋」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:草が原料となる、日本古来の履き物の名前です。

<使用例>

「今は、会社員と民泊経営者の二足の草鞋で頑張っているわ」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 草鞋(わらじ) です。

「そうかい」「そうあい」「わらんず」などの読み方もございますが、現代では「わらじ」と読むのがポピュラーです。
「そうかい」「そうあい」「わらんず」などの読み方もございますが、現代では「わらじ」と読むのがポピュラーです。

「草鞋」は、草を編んで作った草履(ぞうり)状の履き物のことですね。例文に出てきた慣用句「二足の草鞋を履く」は、「両立しえないようなふたつの職業を、同一人物が兼ねること」を意味します。もとは、江戸時代に、博徒(ばくと/賭博で生計を立てる人)が岡っ引きの十手を預かって、博徒でありながら捕吏(ほり/犯人を捕らえる役人)を兼ねたことに由来します。

さて2問目にまいりましょう。

【問題2】「草生す」ってなんと読む?

「草生す」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「草が生える。草が発生する」という意味の言葉です。

<使用例>

「あの別荘には2年も人の手が入っていないから、庭は草生しているでしょうね」

「〇〇〇す」。
「〇〇〇す」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… くさむ-す です。

「生す(む-す)」は、「生」の漢字辞典には掲載されていない読み方ですが、国語辞典には掲載されている言葉です。

「生す(む-す)」という言葉は、過去回に「苔生す(こけむ-す)」で扱いましたが、今回、読めたでしょうか?「生す」は、「能動的に誰かの手で生やした」というニュアンスなく「発生した」というような意味合いです。「草生す」のイメージ的な類語をあげるなら、「草ぼうぼう」でしょうか?

*** 

本日は、2月16日『寒天の日』にちなんで、「草」という字の入った日本語から、

・草鞋(わらじ)

・草生す(くさむ-す)

の読み方をおさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/MHKウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱