2024年3月中旬より、能登半島地震の影響を受けた北陸の観光業を支援する「北陸応援割」がスタート。さまざまな情緒溢れる温泉地を擁する北陸地方の魅力について、温泉ジャーナリストの植竹深雪さんはこう話します。
「地震の影響で、北陸では今年に入ってから宿泊予約のキャンセルも相次いでいるようです。ただ、幸いにして影響の少なかったエリアの温泉宿では、お客様が安心して滞在できるように、おもてなしの準備を整えていると聞いています。北陸新幹線の延伸で首都圏からのアクセスが便利になるうえ、お得に旅ができるチャンスもある今こそ、ぜひ北陸の名湯を堪能されてはいかがでしょうかとの思いから、おすすめの宿をピックアップしました」(植竹さん)
今回、ご紹介するのは、新潟県新発田市にある「白玉の湯 華鳳 別邸 越の里」です。
公式サイト
ワンランク上の空間でエメラルドグリーンの美肌の湯を満喫!
越後の広大な田園と五頭連峰に囲まれたのどかな環境にある月岡温泉。日本トップクラスの硫黄含有量を誇る同温泉にて、植竹さんが今回セレクトしてくれたのは「白玉の湯 華鳳 別邸 越の里」です。
「全国屈指の硫黄泉を堪能できる月岡温泉は、私のお気に入りの湯のひとつ。天然のエメラルドグリーンの湯は何度見ても惚れ惚れする美しさで、しかもツルツルすべすべの美肌効果も期待できます。その月岡温泉のなかでも、とびきり優雅な旅時間を叶えたい人におすすめなのが『白玉の湯 華鳳 別邸 越の里』です。
新潟を代表する高級温泉宿『白玉の湯 華鳳』の別館で、旅館ならではの伝統とおもてなしを残しながら、都心のラグジュアリーホテルのような機能性や雰囲気も併せ持つプレミアムな空間です」(植竹さん)
「『別邸 越の里』の宿泊者は、本館『白玉の湯 華鳳』の温泉施設が利用可能。広々とした大浴場には、さまざまな趣向を凝らした浴槽があり、岩風呂・檜風呂・寝湯・腰掛湯などを回遊しながら月岡温泉の名湯を満喫できます。硫黄を含むエメラルドグリーンの湯は少しとろりとした浴感が心地よく、肌にじわじわと成分がしみこんでくるよう。白玉の湯の名のとおり、湯上りにはなめらか美肌にぐっと近づけたような実感が得られました」(植竹さん)
「私が訪問した2022年にはまだなかったのですが、2023年3月には『別邸 越の里』宿泊者専用の露天風呂がオープン。風流な日本庭園を眺めながらのんびり湯浴みできそうな環境で、浴槽の傍らにリラックスチェアを備えているのも素敵です。ここならきっと極上のリラックスタイムを過ごせるのでは…と大いに期待を寄せています!」(植竹さん)
そして、客室は1フロアに4室のみというゆとりある設計。全室がスイートルームで上質な寛ぎを提供してくれます。
「客室は眺望もよく、田園風景と越後の山々が眼福。ふかふかのソファに身を委ねてぼんやり景色を眺めているだけでも心身の疲れが浄化されること請け合いです」(植竹さん)
「また、客室露天風呂は新潟ならではの里山風景が一望でき、開放感たっぷり。天然温泉ではありませんが、ボタンを押すとシルキーなマイクロバブルが発生する装置が備わっており、ジャグジーのようなマッサージ効果が得られます」(植竹さん)
贅を尽くした美食に感動!優雅な個室で新潟の旬を味わう
旅館の華でもある料理は、TV番組「料理の鉄人」で名を馳せた大田忠道氏が監修。“日本料理の冒険”をコンセプトとして、新潟の旬の食材をふんだんに使用した会席料理を個室で味わうことができます。
「新鮮な魚介やとろけるような和牛など高級食材を尽くした夕食ももちろん絶品でしたが、朝食もしみじみと印象に残っています。個室和食か本館『白玉の湯 華鳳』でのバイキングか選択する形式で、私は個室和食をチョイス。一品一品が丁寧に作られており、たとえばだし巻き卵は出汁の旨味が家庭では絶対に再現できない深い味わいに頬が落ちました。魚沼産コシヒカリやお供の梅干しも格別で、朝から豊かな気分になれます」(植竹さん)
「ちなみに、別の機会に本館『白玉の湯 華鳳』に泊まった際にはバイキングもいただきました。種類が豊富でクオリティも高く、こちらも満足度大です。料理人のライブキッチンや、自分好みにアレンジできる豪華海鮮丼、セルフで作れるピザやワッフルなどもありエンタメ感満載で、エネルギーをたっぷりチャージできます」(植竹さん)
以上、「白玉の湯 華鳳 別邸 越の里」をご紹介しました。大浴場でエメラルドグリーンの美人の湯を堪能し、ラグジュアリーな客室にて新潟の自然美に癒される…。そんな贅沢な旅時間を過ごしたい人は次の宿泊先候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- 白玉の湯 華鳳 別邸 越の里
- 住所/新潟県新発田市月岡温泉134
客室数/全20室
料金/2名1室利用時 1名¥49,500~(税込) - TEL:0254-32-3030
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- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)