ハイブランドショップや老舗和菓子店などが軒を連ねる東京・銀座の並木通りに建つライフスタイルホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」。

3F「NAMIKI667」では、桜色とグレーを基調としたスタイリッシュなアフタヌーンティー「Tokyo Sakura Afternoon Tea」を2024年4月24日(水)まで提供しています。

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「Tokyo Sakura Afternoon Tea」¥5,280(税込み、サービス料別)

昨年初登場し好評を博した本アフタヌーンティーが、さらにパワーアップして戻ってきたとのこと。食べる前から期待が高まります。

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並木通りを望む「NAMIKI667」のテラス席

本アフタヌーンティーを体験したPrecious.jpライターが、気になる見た目やお味をレポートします。

ハイアット セントリック 銀座 東京の「Tokyo Sakura Afternoon Tea」体験レポート

■1:「桜の花びらが舞い散る横断歩道」を囲む7種類のスイーツ

「都心に佇む桜」をイメージした本アフタヌーンティー。このスイーツのプレートは、ぜひ真上からも見てほしいのです。その理由はというと……。

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丸や四角などの形を取り入れ、都会らしさを演出しているそうです

プレートの中央に、チョコレートでできた横断歩道があるからです!

白、ピンク、グレーのチョコには着色料を使用しておらず、グレーのチョコレートは竹炭パウダーで色付けし、ピンクはホワイトチョコにヴァローナ社のストロベリーチョコを加えているそう。また、すべてのチョコレートに桜の塩漬けを練り込んでおり、甘味と塩味のバランスを楽しめます。

そして、横断歩道を囲むように並ぶ7種類のスイーツ。

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「桜のパンナコッタ」

グラススイーツは、桜のパンナコッタの上に桜のシロップといちごを入れたエルダーフラワーのジュレが重ねられています。ジュレの中には、桜といちごを入れたテリーヌが入っています。

エルダーフラワーの華やかな香りと桜といちごの風味が重なり、春をしっかり感じられる一品です。

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「苺ムース」

いちごなのにグレーという意外性がおもしろい「苺ムース」。トッピングの桜の花びらに加え、桜の形をした「ヘタ」にも注目です。

フォークで外側のチョコを割ると、いちごムースの中からいちごとラズベリーのソースがとろりと流れます。ふわりとくちどけのいいムースと、甘酸っぱいベリーのおいしさが凝縮されたソースのバランスが絶妙で、ペロリと食べてしまいます。

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「桜のロールケーキ」

パティスリーシェフいち推しの「桜のロールケーキ」は、いちごといちごのホイップクリームを、ビーツで色を付けた桜の塩漬け入りのスポンジで巻いたもの。トッピングには、桜の塩漬けを混ぜ込んだホイップクリームを絞った春らしいスイーツです。

しっとりときめ細かいスポンジとホイップクリームが合わさり、ほわっと軽い口当たり。ほのかに感じる塩味と桜風味を楽しんでいると、中央にはフレッシュないちごがお目見えします。

スポンジがきれいなピンク色になるようにビーツの配合を考えたり、巻いたときに割れないようにスポンジの厚さを検討したりするなど、試行錯誤があったといいます。

ハイアット セントリック 銀座 東京の「Tokyo Sakura Afternoon Tea」
「桜チーズケーキ」

2種類のチーズクリームを味わえる「桜チーズケーキ」。タルト生地の中にベイクドチーズケーキを入れて焼き上げ、上にはいちごのゼリーを入れた桜のレアチーズムースを重ねています。

ベイクドチーズの風味と程よい塩味、桜レアチーズムースの風味が口の中で調和し、タルト生地のサクサクとした食感も相まって楽しくおいしい一品。食べ進めるうちに出現する甘酸っぱいいちごゼリーが全体を引き締めてくれています。

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スイーツ7種類が乗ったプレート

ほかにも、桜あんを混ぜ込んだクリームを使用し、桜餅のような風味を楽しめる「パブロバ」や、アーモンドが香るタルト生地にいちごや桜フレーバーのクリームを乗せた「苺タルト」、さくらんぼのリキュールをガツンと効かせた「さくらんぼのエクレア」があります。

なお、アルコールが苦手な方は、予約時または当日に伝えるとリキュールを使わないスイーツにするなどの対応をしてくれるそうです。

■2:食べ応え◎!フレッシュなサラダとクロックマダムのセイボリー

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「トリュフ風味のクロックマダム」

セイボリーは、ぽってりとした厚みが食欲をそそる「トリュフ風味のクロックマダム」。桜のはちみつを使ったハニーマスタードドレッシングをかけたサラダが添えられています。

アフタヌーンティーの定番サンドイッチでなくクロックマダムを採用したのは、ベシャメルソースのおかげで時間が経ってもパンがパサつかないから、とのこと。おしゃべりやスイーツを楽しんだ後でもセイボリーをおいしく食べられるようにというシェフの心づかいを感じます。

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断面も魅力的!

ナイフを入れると、鮮やかな色をした黄身がパンや具材にトロリ。ひと口頬張ると、卵とチーズ、ハム、パンというクロックマダムの濃厚な味とともに、存在感のあるトリュフの香りとほのかな桜の香りが鼻腔にふわっと広がります。

旨みとコクをたっぷり味わったら、横に添えられた粒マスタードを乗せて味変するのもおすすめです。全体がピリッと引き締まりますよ。

合間に桜のはちみつを使ったハニーマスタードドレッシングのサラダを挟み、緩急をつけて楽しむのもよさそうです。

本アフタヌーンティーの特徴として、提供期間の前半と後半の内容がほんの少し変化することが挙げられます。葉桜になる頃には、桜色とグレーだったスイーツの色合いにほんの少し緑が加わるそう。ぜひ時期をずらして再訪し、変化を楽しんでみてください。

■3:ランチ後のデザートにぴったりのミニアフタヌーンティーも

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「Mini Afternoon Tea」¥4,400(税込み・サービス料別)※平日限定、2時間制

「NAMIKI667」では、本アフタヌーンティーの提供期間中にランチの後のデザートや軽くお茶をしたいときなど、より気軽にアフタヌーンティーを楽しめる「Mini Afternoon Tea」も実施しています。

「苺タルト」「桜のパンナコッタ」「桜のロールケーキ」「桜チーズケーキ」の4種類のスイーツとサラダもしくはポテト、そしてドリンク2杯がセットに。程よいボリュームのため、「ちょっと桜スイーツが食べたい」というときにもぴったりです。


さまざまな角度から、桜を満喫できる「Tokyo Sakura Afternoon Tea」。満開のその後も楽しめる”都会のお花見”を、期間中に体験してみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

  • ハイアット セントリック 銀座 東京
  • 「Tokyo Sakura Afternoon Tea」
  • 提供場所/3F「NAMIKI667」
  • 提供期間/〜2024年4月24日(水)
  • 提供時間/12:00〜15:30 ※3時間制(「Mini Afternoon Tea」は2時間制)、LOは終了時間の30分前
  • TEL:03-6837-1300(受付時間10:00〜22:00)
  • 住所/東京都中央区銀座6-6-7

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この記事の執筆者
フリーランスのライター。企業の採用サイトやパンフレット、女性向けの転職サイト、親向けの性教育サイトなどで取材記事を執筆。好きなもの:中村一義、津村記久子、小川洋子、マンガ、古いもの、靴下など
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EDIT :
小林麻美