「歩す」ってなんと読む?「あるす」ではありませんよ!

明日、3月18日は『点字ブロックの日』です。視覚障がい者の安全な歩行を助ける点字ブロックは、実は日本発祥です。1967年、世界で初めて、岡山県の路上にこのブロックが設置された日にちなんで、記念日がもうけられました。ということで本日は「歩」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「歩留り」ってなんと読む?

「歩留り」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「食品の原形物に対する食用可能な部分の比率」「加工する場合の、使用原料に対する製品の出来高の比率」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「魚って骨を捨てると歩留りが悪いけれど、骨せんべいを作って、頭で出汁(だし)を取れば、全体を活用できるわ」

「〇〇〇り」。
「〇〇〇り」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 歩留り(ぶどま-り) です。

「歩」には「ブ」という読み方もございますね。
「歩」には「ブ」という読み方もございますね。

「歩」という字には「割合」という意味もあり、「歩合(ぶあい)」などの熟語にも使われます。「歩留り(ぶ-どまり)」は「もとのもの全体に比べ、加工時に残せる、活用できる割合」というようなニュアンスの言葉です。

…さて、2問目にまいります。

【問題2】「歩す」ってなんと読む?

「歩す」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「歩く。歩む」の、かしこまった言い方です。「漢詩で、他人の詩の韻字を用いて詩をつくる。次韻する」という意味もございます。

<使用例>

「一足飛びではなく、一歩一歩、歩していくしかないのです」

「〇す」。
「〇す」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 歩す(ほ-す) です。

音読みの「歩(ホ)」に、送り仮名をつけた言葉です。

音読み+送り仮名で表現される言葉は、フォーマルなイメージになりますね。そういう成り立ちの言葉は、「歩す(ほす)」のほかにも、「講ずる(こうずる)」「課す(かす)」「興ずる(きょうずる)」など、いろいろございます。

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本日は、3月18日『点字ブロックの日』にちなんで、「歩」という字の入った日本語から、

・歩留り(ぶどまり)

・歩す(ほす)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱