東京・白金台に位置し、江戸時代より400年以上あり続ける広大な日本庭園を有する「八芳園」。八芳園のロビーフロアには、八芳園のプライベートギフトブランド「kiki-季季-」を取り扱うお店があります。
2016年に誕生した「kiki-季季-」。「きせつ、めぐり、であう。」というコンセプトのもと、日本の四季・八芳園の季節を持ち帰り、自宅でも季節を楽しんでほしいという想いが込められたプライベートギフトブランドです。
そんな「kiki-季季-」から、2024年3月、春の贈り物にも好適な2種類の新商品が誕生しました。
八芳園「kiki-季季-」から2種類の新商品登場！
八芳園「kiki-季季-」から登場したのは、国産素材や果物をギュッと詰め込んだ芳醇なキューブ型のパウンドケーキ「ケークキャレ（Care Carré）」と、ジャムとバターの2種類のクッキーを詰め合わせた 「ビスキュイ（Biscuit）」です。
パッケージデザインを手がけたのは、アーティストの黒嶋亮子氏。太陽の光を浴び、みずみずしく彩り豊かに実った果実の様子が、水彩画で表現されています。
今回はPrecious.jpライターが実際に2種類の新商品を試食。実食レポートにて詳しくご紹介します。
「ケークキャレ」と「ビスキュイ」を実食レポート
今回いただくのは、ケークキャレ4種とビスキュイ2種が詰め合わせられた「アソートメント セットボックス」6個入ボックスです。品のいいパッケージで、どんなシーンでの手土産にも喜ばれそう。
新商品に合わせて展開されるショッパーは表面と裏面がリバーシブルデザインになっており、それぞれ「春夏」と「秋冬」をイメージして作られています。暖色系の「春夏」と、寒色系の「秋冬」の彩りが美しいです。
いざ開封。水彩のやさしい色合いや滲み、それぞれのバランスが美しいですね。白色のシンプルな外装ボックスが、華やかな小箱の彩りをさらに引き立てています。
■１：食感も楽しい「キャラメルりんご」
華やかな赤が印象的なパッケージに入っているのは「キャラメルりんご（Caramel ringo）」。ころんとしたキューブ型がとても愛らしいパウンドケーキです。商品名の「ケークキャレ」の「キャレ（Carré）」とはフランス語で「四角」を意味するのだそう。
「キャラメルりんご」は、キャラメルを練り込んだ生地に、ていねいにキャラメリゼしたりんごをのせたひと品です。
パウンドケーキはしっとりとした食感で、やさしい甘さの生地に、ほんのり甘酸っぱいりんごが華を添えています。りんごのしゃりっとした食感も楽しめます。りんご感抜群のひと品は、紅茶との相性がとてもよさそうです。
■２：紅茶の香りが広がる「和紅茶プルーン」
国産の和紅茶とプルーンを練り込んだ生地が特徴の「和紅茶プルーン（Wakocha prune）」。甘みを控えた生地の中に、紅茶の華やかな香りが感じられるパウンドケーキです。
パウンドケーキの中央には和紅茶でじっくりと煮たプルーンがたっぷり閉じ込められています。紅茶香る生地に、プルーンの甘みがマッチします。ティータイムが華やぎそうだと感じました。
■３：ジューシーなパウンドケーキ「みかん」
華やかなだいだい色のパッケージは「みかん（Mikan）」。パウンドケーキなのにジューシー！ その味わいに驚きました。果実味がしっかりと感じられる爽やかなひと品です。
一般的に洋菓子に使われがちな「オレンジ」ではなく、日本人にも親しみ深い「みかん」のやさしい味わいが口いっぱいに広がるのも特徴のひとつです。
生地には、和歌山県産温州みかんのピールがたっぷりと練り込まれており、時折、ピールのほろ苦さも感じられます。ジューシーさの秘密は国産のレモン果汁。柑橘の爽やかな味わいと香りを楽しめるひと品でした。
■４：大人味の「ラムレーズンショコラ」
国産のラム酒に漬け込んだレーズンをしっとりとしたショコラ生地に閉じ込めた「ラムレーズンショコラ（Rum raisin chocolat）」。生地はしっとりとしつつも、しっかりベイクされた表面がサクッとした食感なので、その違いも楽しいひと品です。
ラムレーズンの旨みや香りがショコラ生地と相まった大人味。チョコレート好きにもたまらないですね。洋酒が香る、濃厚な味わいのパウンドケーキは、お酒と一緒に楽しんでもよさそうです。
■５：2種類の味わいのクッキーを楽しむ「柚子」
国産素材を主役に、そのおいしさを最大限に引き出した「ジャムクッキー」と「バタークッキー」の2枚を詰め合わせた「ビスキュイ」。フランス語で「クッキー」を意味します。製法の異なるこだわりの2種類のクッキーが楽しめるひと箱です。
黄色いパッケージの「柚子（Yuzu）」には、柚子ジャムをあしらったジャムクッキーと、柚子を練りこんだバタークッキーがセットに。ジャムクッキーはシンプルなバターの味が柚子のおいしさを引き立てます。ほろっとした食感のバタークッキーも、柚子の爽やかさを感じられます。
クッキーなのに後味が爽やかで、もう1枚食べたい！ と思わせてくれるおいしさでした。
■６：ピリッとした辛みがアクセントになった「ジンジャーショコラ」
「ジンジャーショコラ（Ginger chocolat）」は、しょうがに、ほろ苦いショコラを合わせたクッキー2種類です。
ほんのり柑橘みを感じるジャムクッキーには、レモンを隠し味に。シンプルな味わいのバタークッキーは、しょうがのピリッとした辛みがアクセントになっています。
甘さ控えめのジンジャークッキーはやみつきなお味。ジンジャーとショコラの相性も◎です。
こちらの商品は、八芳園内「kiki-季季-SHOP」で購入できるほか、「渋谷ヒカリエ ShinQs」にて、2024年4月17日（水）までポップアップストアを開催中です。
日本の四季のおいしさを楽しめる「kiki-季季-」のお菓子。爽やかな果実の味わいは、春夏の暖かな時期の晴れやかさを、柚子やジンジャーなど寒い時期に出回るお菓子は、秋冬のほっこり温まりたいティータイムを思い起こさせてくれました。
ぜひみなさんも手に取って、そのおいしさを確かめてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- kiki-季季-SHOP
- 営業時間／平日 11:00～16:00、土日祝 11:00～19:00
- TEL：0570-064-128
- 住所／東京都港区白金台 1-1-1 八芳園 ロビーフロア
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- TEXT ：
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT ：
- 小林麻美
