お出かけ気分が盛り上がる季節、新名所、食やアート、ホテルetc…大人を満たす東京のラグジュアリー・スポットが盛り上がっています！

雑誌『Precious』4月号では、別冊付録「とっておき『春のお出かけ』最旬LIST」を展開。今回は「今行くべき、最旬レストラン10」と題して、食のプロが推薦する、とっておきのお店を厳選してもらいました。

世界一ともいわれるグルメの街・東京は、日々進化を続けています。スペシャルを味わえるファインダイニングからアラカルトで気軽に楽しめるレストランまで、注目の新店で、日常も非日常も満たして。

本記事では、大手町「スィークル」をご紹介します。

ときにはドレスアップしてラグジュアリーなディナーを、ときにはひとりでふらっとアペロを…。食のプロが推薦する、とっておきのお店とは？

●推薦してくれたのは…

小石原はるかさん
フードライター
日々を豊かにする視点でのレストラン評に定評あり。毎日食べ歩いていながらキープし続けるスタイルのよさは憧れの的。最新刊は『東京 最高のレストラン』（共著／ぴあ）。

特別な⽇のラグジュアリーレストラン

お祝い事が多い春、大切な人の門出を祝うときや、ビジネスシーンでの重要な時間はとっておきのハイエンドレストランで。

【French「CYCLE（スィークル）」｜大手町】

大地の恵みや循環がテーマ。都会にいながら自然を感じる最先端ガストロノミー！（小石原さん）

レストラン_1,東京_1
「下仁田ねぎ、青りんご、牡蠣」の温かい前菜。主役の下仁田ねぎと牡蠣を炭火でグリルし、牡蠣と蕎麦の実のソース、青りんごの角切り、下仁田ねぎの緑色の部分をシードルで煮詰めたソースを重ねた。牡蠣の濃いうま味のあとに、蕎麦のコク、りんごの爽やかさが追いかけてくる。コースは毎日変わるため、いつ来ても新鮮。
レストラン_2,東京_2
エントランスで迎えるのは樹齢300年のオリーブの木。店の前の小さな菜園ではレモンやハーブを育てている。
レストラン_3,東京_3
店内のオブジェやミニ盆栽が置かれたテーブルには、鳥海山の噴火で2500年以上埋もれていた「神代木」を使用。

根、葉、花、実。自然の循環を味わう循環型ガストロノミー

ある日はグリーンピースの皮でとった冷たいコンソメ。テーブルに着いて最初に供されるウェルカムブイヨンは、その日に使う野菜の端材からつくられたもの。

フランスのミシュラン三つ星レストランで、「世界のベストレストラン50」の1位を獲得した「ミラズール」を率いるマウロ・コラグレコ氏の日本初のレストランは、野菜やハーブを主役に、自然の循環、共生、美しさを料理で表現。

マウロシェフに師事し、ヘッドシェフを務める宮本悠平シェフは、メニューを色や野菜から決め、最後に合わせる肉を決めるというアプローチで、その彩りと香りの豊かさも素晴らしい。

天高9mの開放感ある店内には自然の色や素材が溢れ、リラックスしながら食事を楽しめる。4200種揃うワインも圧巻。

※掲載した価格は、すべて税込みです。
※サービス料が別途かかる場合があります。メニューは時期によって変更になります。

〈DATA〉

レストラン_4,東京_4
’23年10月オープン。3月28～30日にはマウロシェフが来日予定。
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  • CYCLE（スィークル）　
  • 営業時間／火〜金 17:00〜23:00（L.O.20:00）、土日・祝日11:30〜15:00（L.O.13:00）、18:00〜23:00（L.O.20:00）
  • 定休日／月曜
  • 料金／昼のコースは¥16,500〜、夜は￥26,400〜。要予約。
  • TEL：03‐6551‐2885
  • 住所／東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 1F

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PHOTO ：
長谷川 潤
EDIT&WRITING ：
松田亜子、木村晶・池永裕子（Precious）
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