【桜の時期を迎えるからこそ…】今着たい「ピンクパンツ」辛口コーディネート３選【海外スナップ】

濃いピンクのパンツは、黒やカーキといったベーシックなカラーとよくマッチします。お手本にしたい3人のファッショニスタのスナップから、色合わせのバランスや垢抜けた印象に導くテクニックを学んでください。

■１：キャロライン・イッサは…ピンクの華やぎ力がインパクトあるコートとの無敵バランスに

ヘアはすっきりまとめてクールに仕上げるのが正解。

イギリス『TANK』マガジンのファウンダー兼ファッションディレクターのキャロライン・イッサを、ファッションウィーク中のパリでキャッチ。ブルーのシャツを黒いニットからのぞかせて、ボトムにピンクのパンツを合わせ、チェックのコートを羽織っていました。この着こなしだとパンツが黒、白、ネイビーといったベーシックカラーでもマッチしますが、ありきたりになってしまいがち。パンツがピンクだとパッと鮮やかさが際立って、ドラマティックです。白黒2カラーのチェックとも差し色になって、品のよさを引き出しています。パンツの丈を短めに、ショートブーツを合わせたこともさすがの小物アレンジに。

■２：ヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネンは…カーキ×ワークテイストがピンクを旬ムードに導いて

ツイードのチェーンバッグを投入。全身をフラットに見せない異素材合わせに。

ファッション系コンサルティング会社の設立者であるヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネン。ドイツ、ハンブルグでスナップされた日は、黒タートルの上にカーキのワーク風ジャケットを合わせて、ピンクのパンツを合わせていました。バレエシューズのバイカラーを、ニットとパンツでリピートしている配色テクニックを駆使しています。それだけでは垢抜けなく、くどく見えてしまうためカーキでセンスのよさをプラス。それもメンズライクなワークテイストなので、テイストミックスになっています。袖をまくって、黒タートルの分量を調節したアレンジからも目が離せません。

■３：マリアは…ピンストライプやスニーカーできりっと感をプラスしてハンサムさを加速

サングラスのフレームに赤を取り入れて、上半身にもインパクトを。

インフルエンサー、マリアがドイツ、ベルリンで見かけられたときの着こなしです。白いブラウスにベルト付きのピンクのパンツ、ピンストライプの黒ジャケットを羽織っていました。かなりウエストが高めの位置なので、脚長シルエットをつくり出し共布ベルトがアクセントに。ジャケットの丈が短くバランスよくまとまっています。黒、白、ピンクでメリハリのついた配色と辛口のピンストライプが今っぽい軽快なムード十分です。

斜めがけのグリッターバッグや白スニーカーといったアクティブさのある小物合わせも、コンサバな着こなしに新鮮味を加えるポイントといえます。

ビビッドなピンクのパンツを取り入れて、華やぎが感じられるおしゃれを楽しんでいた3人のファッショニスタにクローズアップしました。ハンサムなアイテム合わせによって、ピンクのパンツがセンスよく今っぽい印象にアップデートされていました。春らしいムードも十分なので、このタイミングで履きこなすことをおすすめします。

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