『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」のオーナーでもあります。本連載ではサロンでひとりひとりと対話するなか望月さんが実感した、大人の女性のファッションの悩みにこたえるべく、今求められているおしゃれアイデアや着こなしをご提案します。第77回は、「おしゃれに効くプラス1アイテム」にクローズアップします。ご自身によるコーディネート実例&解説とともにご覧ください。

 
望月 律子さん
スタイリスト
(もちづき りつこ)雑誌『Precious』ほか、ファッション誌を中心に活躍中。リアリティと程よいトレンド感を備えたスタイリングは働く大人から高い支持を得ている。2021年秋にファッションレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」をオープン。著書『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス)が好評発売中。

■1:胸元に華やぎが欲しいときは「付け襟」が今っぽい

ファッションニュース_1,大人コーデ_1,ブラウス_1
顔映えも叶えています。

「ブラウスをネックレスで盛り上げるのもアリですが、胸元をジャラッと飾るより、今の気分は耳元。そこで胸元が物足りないときは、トーンオントーンの付け襟をプラス。上半身勝負の着席の際も華やかになります」(望月さん)

胸元のレースがさりげなく、でも確実に装いをクラスアップ。ネックレスより自然に馴染むので気負いなく取り入れられそうです。

■2:目から鱗!黒ジャケットを別物に変える「チュール」使い

ファッションニュース_2,ジャケット_1,大人コーデ_2
ドレスアップシーン以外でも活用度大。黒ニットに合わせるのもおすすめだそう!

「チュールなしでも、モノトーンでシャープにまとめた正解コーデ。でも黒ジャケットの裾からチュールを覗かせるだけで、ジャケットが違うアイテムのように見え、プレイフルな印象に」(望月さん)

チュールをプラスしたことで華やかさがアップ。定番コーデがグッと盛り上がります。

「ウエストにゴムの入ったチュールスカートを腰に巻いているだけ。黒トップスやシンプルなブラウスに合わせるのもおすすめです」(望月さん)

なるほど! ベーシックなアイテムにプラスするだけで表情が全く異なって見える便利なチュール。

「新しい服を買い足さなくとも、手持ちにプラスできて使い勝手がいいアイテムがあります。ぜひ挑戦を楽しんでみてほしいです」(望月さん)


人気スタイリストの望月律子さんに、大人の着映えが叶う「ちょっとしたおしゃれのコツ」を指南いただく連載。第77回は「おしゃれに効くプラス1アイテム」にフォーカスしました。

コーディネートが少し物足りないとき、付け襟やチュールを活用すればさらにおしゃれ上級者な雰囲気に。ぜひご紹介したスタイリングを参考に、トライしてみてはいかがでしょうか。

●この企画で掲載しているアイテムは望月さんのレンタルサロン「ALLONS‐Y」でレンタル可能です。

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リクエストを多くいただいたコーディネートアドバイス(完全予約制・1時間)がスタートしました。現在HPより予約受付中。Zoomでのアドバイスも可能です。
料金:1名/¥11,000、2名以上/1人¥5,500(MAX 3名まで予約可能)

問い合わせ先

Allons-y(アロンズィ)

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この記事の執筆者
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PHOTO :
黒石あみ(小学館)
WRITING :
神田朝子