巻き肩がクセになると首が埋もれて、太って見える!?
肩が前に入り、猫背の姿勢になってしまう「巻き肩」。肩が盛り上がったようにガッチリとして見えるし、そのせいで首が埋もれて、短く太い「亀首」状態に…。さらに背中が丸いフォルムになることで、もったりと太ったように見えてしまいます。
この「巻き肩」はパソコンやスマホ操作で、「腕が内巻きにねじれたまま、コリ固まってしまうこと」が原因。また、肩甲骨周りにある僧帽筋などの筋肉が引っ張られて緊張状態になり、肩コリ、首コリも引き起こしてしまいます。
自分が「巻き肩」になっているのかどうかわからない、という人も、無意識に背中が丸まってしまうなら要注意。腕のねじれによって「巻き肩」が常態化しているのかもしれません。
エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、「ねじれた腕をリセットする」ことが解決の近道で、今回教えてもらったのは、「手首と腕を回す」だけの簡単メソッド。ポイントは「小指を意識して回す」ことなのですが、「腕がねじれている」という自覚がない人でも固くなっていた腕の筋肉がすぐにゆるんで、効いている実感が!腕や手の疲れも取れてスッキリするので、パソコンのミスタッチも激減しますよ。仕事の合間にぜひやってみてくださいね。
■Step1:前腕部の特にコリ固まっている部分に圧をかける
左手で右腕を軽く握ります。手首から肘方向にすべらせるように移動させますが、指が止まった位置で、少し圧をかけます。ここが前腕部で特にコリ固まっているポイントです。
■Step2:コリポイントを握ったまま、手首の内回し、外回しを各15回行う
Step1の前腕部のコリ固まっているポイントに圧をかけたまま、手首を内回し、外回しをそれぞれ15回ずつ行ってください。このとき小指を意識して、小指から回すように動かしましょう。
■Step3:肘の上側を握り、肘を軸にして小指から腕を回す
次は右腕の肘の上側を握ったまま、肘を軸にして内回し、外回しをそれぞれ15回ずつ回してください。小指を意識して肘から伸ばすように行いましょう。Step1〜3を反対側の腕も同様に行いましょう。
【まとめ|「埋もれた短い首」がスッと長く美姿勢に!巻き肩を解消する腕回しメソッド4か条】
1)長時間のスマホやパソコン操作で、腕は内巻きにねじれ、「巻き肩」の原因に。
2)「巻き肩」になると姿勢が丸まり、首が埋もれたように短く見えて、丸く太った印象に。
3)「ねじれた腕を正しい状態に戻す」メソッドで、巻き肩は解消できる。
4)ポイントは、小指を意識して手首、腕を回すこと。腕や手の疲れも取れる。
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以上、「『埋もれた短い首』がスッと長く美姿勢に!巻き肩を解消する腕回しメソッド」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は4月6日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子