「好音」って「こうおん」意外になんと読む?
明日、4月4日は『推し推しの日』です。昨今、とても好きで応援している人や物などを「推し」と呼ぶ新語がすっかり定着していますね。この日、「推し(推されている人)」と「推している人」の両者が、大好きな気持ちを日ごろの感謝の気持ちを届けあることで、推し活がより幸せに満ちたものになってほしい…というコンセプトで、0404(推し推し)の語呂合わで制定された記念日です。ということで、本日は「好」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「好音」ってなんと読む?
「好音」という日本語の「こうおん」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「よい音色。また、よい声」「よい便り。嬉しい知らせ」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「今日、推しのスペシャルイベント観覧の当落結果が出る日なの。…どうか好音が届きますように!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 好音(こういん) です。
「音」という字、「たより」を意味するケースは特に「イン」と読む例も大変多いです。大人の知識として覚えておきましょう。
さて、2問目にまいります。
【問題2】「不好き」ってなんと読む?
「不好き」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「好きでないこと」「風流の道に関心をもたないこと。また、そのさま」という意味の言葉です。
<使用例>
「こちらがいいと思って薦めても、相手にも好き不好きがあるから、難しいわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 不好き(ぶす-き) です。
「不好き」という言葉、「ふずき」と読んでも良いような気がしてしまいますが、実は日本古来の「不数寄(ぶすき)」とも通じた言い回しなのです。ですので、「好き不好き」も「すきふずき」ではなく、「すきぶすき」です。辞書にもそのように掲載されておりますので、大人の言葉遣いとして、お間違えのないように!
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本日は、4月4日『推し推しの日』にちなんで、「好」という字の入った日本語から、
・好音(こうおん/こういん)
・不好き(ぶす-き)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱