「大磐石」ってなんと読む?「おおばんいし」ではありません!
明日、4月15日は『いちご大福の日』です。日にちは4(よい)15(いちご)の語呂合わせで、「いちご大福の魅力をより多くの人に知ってもらい、味わってもらう」という目的で、早稲田大学いちご大福研究会が制定、一般社団法人日本記念日協会に認定された記念日です。制定者名に大学名が入って登録された記念日は初めてだそうで、学生たちの青春の輝きも感じられますね。ということで本日は「苺」「大」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「苺」に「母」が入るのはなぜ?
漢字「苺」に「母」というつくりが入っている理由として正しいとされるものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:妊娠中に食すとよいと言われていたから
2:子株を増やしやすい植物だから
3:一緒に植えた植物を育てる力があるから
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 2:子株を増やしやすい植物だから です。
苺には、「ランナー」と呼ばれる、つる状の茎を延ばし、その先にいくつもの子株を作る性質があります。まるで「子を産む」かのように株を増やすので、漢字の「苺」には「母」というつくりが入っている、と言われています。
さて、2問目は「大」という字の入ったクイズです。
【問題2】「大磐石」ってなんと読む?
「大磐石」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「大きな岩」「物事の基礎がしっかり据わって、揺るぎのないこと」などを意味する言葉です。
<使用例>
「この時期の手土産と言ったら、いちご大福を用意すれば、大磐石ではないかしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 大磐石(だいばんじゃく) です。
「盤石」だけでも「大きな石」「しっかりとしてゆるぎないこと」という意味があり、これを更に「大」で強めた言葉です。
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本日は、4月15日、『いちご大福の日』にちなんで、
・苺
という漢字のなりたちと、
・大盤石(だいばんじゃく)
の読み方、言葉の背景なをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/UMKテレビ宮崎ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱