ラベンダー色は、ただ女性らしく着こなすのではなく、程よくカジュアルさを加味して仕上げると新鮮ニュアンスが光ります。こなれた旬テイストをアピールした3人にクローズアップ。

■1:マーヴ・ゴーゴッツは…BIGシャツ×カーゴパンツで軽快スポーティをモードに

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シャイニーピンクのポインテッドトウのパンプスでモードさを高めています。

インフルエンサー、マーヴ・ゴーゴッツがパリでスナップされたときの着こなしです。白Tシャツにアイボリーのカーゴパンツ、ワントーンの上品なスタイリングにラベンダーのブラウスをBIGサイズで取り入れていました。白との組み合わせなら、爽やかかつヘルシーなムードをアピールできます。しかもキャップやカーゴパンツでつくるスポーティな装いのメインにラベンダーをセレクトすると、新鮮な仕上がりに。シャツをアウター的に羽織りものとして使うと、切れがよくアクティブさが際立ちます。足元はスニーカーではなく、パンプスにしたことでテイストミックスになってスタイリッシュです。

■2:アンナ・ウォルファースは…カジュアルなセットアップがセンスよく女子力アップ

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足元は白いスニーカーを投入。軽快さが光ります。

ドイツのモデル兼女優、アンナ・ウォルファース。ハンブルグでキャッチされたときは、ラベンダーのTシャツとロングスカートのセットアップを愛用していました。まるでワンピースを着ているかのようなセットアップは、縦長のIラインを生み出しスタイルよく見えます。スポーティな雰囲気のするカットソーは大抵白やグレーで取り入れがちですが、彼女のようなラベンダーだとモードさが加味されて新しい表情に。スカートの両脇にスリットが入っているので、ロング丈でも抜け感が出て軽快さ十分です。全身ラベンダーが単調に見えないように、柄のトートバッグでアクセントをつけているところもさすが。

■3:ルーパル・パテルは…スパンコールスカートはグラデーション配色でまとめて品よく

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バッグのみオレンジ系を差し色にして華やかさをアピール。

2024年2月頭にN.Y.でキャッチされたのは『SAKS FIFTH AVENUE(サックス・フィフス・アヴェニュー)』のファッションディレクター、ルーパル・パテル。この日は淡いラベンダーのスエットにスパンコールスカートをグラデーションで合わせたコーディネートで登場。スパンコールのスカートは大抵ドレスアップしたシーンに着こなすアイテムですが、彼女はスポーツテイストのスエットをミックスさせて、こなれたカジュアルに仕上げています。あえて女性らしいラベンダーカラーなので、ハイセンスな印象がアップ。トップスにBIGサイズをセレクトし、わざとゆるっと着こなしたアレンジも見逃せません。


今回はラベンダー色のアイテムを主役にコーディネートした3人のファッショニスタにクローズアップしました。ラベンダーを通常のようにただエレガントな装いに使うのでなく、スポーティさやアクティブ感を光らせたアレンジが特徴的です。新鮮な着こなしに仕上がるので、ぜひ参考にしてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀