「筆耕料」ってなんの料金?知っておきたいサービスです!
明日、5月2日は『えんぴつ記念日』です。1887(明治20)年、日本で初めてえんぴつの工場生産が始まったことにちなんで、『えんぴつ記念日』と記念日と呼ばれているようです。えんぴつといえば、みなさんが親しむ筆記用具…ということで本日は「筆」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「筆荒び」ってなんと読む?
「筆荒び」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:気の向くままに筆を走らせて書くこと。また、そのもの」を意味します。
<使用例>
「先生の字は、ご本人が『筆荒び』とおっしゃるような書きつけすら、惚れ惚れするほど美しいのよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 筆荒び(ふですさ-び) です。
「筆荒び(ふですさ-び)」を感覚的に表現すると「なんとなくささっと書くことや、そうやって書いたもの」というイメージです。
さて、2問目にまいります。
【問題2】「筆耕料」ってなんの料金?
「筆耕料(ひっこうりょう)」といえば、何にかかる料金のことでしょうか? 以下の選択肢の中から正しいものを選んでください。
1:万年筆のメンテナンス
2:美しい字の代筆
3:書画の鑑定
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 2:美しい字の代筆 です。
「筆耕料(ひっこうりょう)」は「毛筆や万年筆などで美しい文字を代筆してもらう料金」のことです。式典の招待状の宛名書きなどで使われることがポピュラーですが、ビジネス上など、大切なお手紙を印象的なものにしたい際などに、筆耕のサービスを活用するのも素敵ですね。大人として覚えておきたいサービス名です。
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本日は、5月2日『えんぴつの日』にちなんで、「筆」という字の入った日本語から、
・筆荒び(ふですさ-び)
の読み方と、
・筆耕料(ひっこうりょう)=毛筆や万年筆による美しい字の代筆料
という言葉の知識などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/西日本新聞ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱