2024年6月15日にロンドンで開催された、英国君主の公式誕生日を記念する毎年恒例の「トゥルーピング・ザ・カラー」。今年初、キャサリン皇太子妃が公の場に登場とあって、当日は大雨だったにも関わらずいつも以上の注目を集めました。イベントのクライマックス、英国空軍がバッキンガム宮殿上空を飛行する「フライパス」でエレガントなオーラを放っていた王室メンバー5名のバルコニールックをご紹介します。
■1:カミラ王妃は…ソフトなトーンでまとめて柔らかな佇まいに
アンナ・バレンタインのコートとドレスのアンサンブルに、白いフィリップ・トレーシーの帽子を着用。異素材のトリムが洒落感を高め、アイシーなペールトーンが涼やかで優しげなムードを演出しています。イヤリングとネックレスはパールをチョイス。服のトーンとリンクするイラストが描かれたクラッチバッグで、アクセントを添えています。
■2:シャーロット王女は…マリンなワンピースで母親とリンクコーデ
セーラースタイルのネイビーワンピースで登場した王女。ウエストと袖の周り、そして後ろのパネル状の襟に沿って白いパイピングが施されています。母であるキャサリン皇太子妃と配色を逆にしたようなリンクコーデ。足元は白いメリージェーンで可憐に仕上げています。
■3:アン王女は…凛々しさ抜群!ファンの多いフロック姿
軍服姿で馬にまたがり、ウィリアム皇太子ら1,400人を超える兵士や将校とともに登場。元オリンピアンだけある、堂々とした手綱捌きとピンと伸びた背筋がフロック姿をクールに引き立てています。
■4:ソフィー妃は…トレンドカラー「バターイエロー」のワントーンコーデ
「ビューラ ロンドン」によるクリーミーなバターイエローのミディワンピースに同系色のベールつきファシネーターをスタイリング。ワンピースは、ほんのりしたパフショルダーと袖口のフリルでフェミニンさ漂う一着です。スッキリとまとめたヘアにゴールドのドロップイヤリングで、華やかな顔まわりに仕上げています。
■5:レディ・ルイーズ・ウィンザーは…戴冠式でのワンピースを着回し!ハットやヘアで変化をつけて
エドワード王子とエディンバラ公爵夫人ソフィー(ソフィー妃)の一人娘、20歳のレディ・ルイーズ。昨年のチャールズ国王とカミラ女王の戴冠式で初めて着た花柄の「スザンナ・ロンドン」のワンピースをリピートで着用しています。フランス人写真家レイチェル レヴィのアートとコラボレーションしたデザイン。ハットはソフィー妃が以前かぶっていたジェーン・テイラーのものです。
今回は英国の「トゥルーピング・ザ・カラー」で王室メンバーが魅せたバルコニールックをご覧いただきました。
コロナ禍以前と比べて、バルコニーへ登場する人数がグッと減った分、一人一人の装いが際立ち、多彩な個性が感じられるバルコニーの様子。恒例イベントなだけに毎年変化していく王室の様子からも目が離せません。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images(最後の画像以外)
- WRITING :
- 神田朝子