「私を語るジュエリー My Personal Jewelry History」

雑誌『Precious』8月号では、その人のアイデンティティのようなジュエリーを、より自分らしく、個性豊かにつけこなすための【雄弁な煌めきをもっと楽しむ!その先の「ジュエリースタイル」へ】を大特集。

今回はそのなかから、「私を語るジュエリー My Personal Jewelry History」と題した、各界でご活躍の賢者が愛用しているジュエリーについて、そのエピソードと共にご紹介します。

今回は「SUMIGA」アーティストの緒方 環さんに、ご愛用のジュエリーについてお話しをうかがいました。

緒方 環さん
SUMIGAアーティスト
多摩美術大学卒業後、2年間のパリ滞在を経て、創作活動に。SUMIGAを創出し、国内外のアパレル・コスメブランドへの作品提供や雑誌・書籍の装画などで活躍。9/6〜15に大阪市の「GALLERY T.K.ART」で作品展を開催。6、7、8日は緒方さんが在廊予定。

自分らしさを追求したジュエリーで大人のクラス感を醸し出して

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20歳の記念に贈られたダイヤモンドピアスをはじめ、節目や仕事を頑張ったときなど、折に触れて買い足してきたラインナップ。どことなくパリの女性のようなノンシャランとした雰囲気が漂い、素敵! コインペンダントと華奢な2本のブレスレットは、常時つけているスキンジュエリー。

墨の濃淡だけで描き出す、ファッショナブルで官能的なSUMIGAで知られる緒方さん。

「服もジュエリーも、人と重ならないことがこだわりです。今身につけているジュエリーはどれも、自分の “好き” を大切に吟味してきたものばかり。小さなコインペンダントはパリに滞在をしていた20代の頃、直感でひらめき購入。ゴールドのボリュームリングは、30歳の節目に “モーブッサン” で。ブレスレットやイヤーカフ、サムリングは、感性が一致する友人のジュエリーデザイナーのブランド “jp” で、1点ずつ買い足してきました」。

今は、そうして迎え入れてきたコレクションから、装いに合わせてセレクトし、ムードのあるコーディネートを完成させている。同時に、これらは大人のクラス感を演出することに貢献も。

「自由な着こなしが好きだからこそ、ジュエリーで大人にふさわしいバランスをとるようにしています。人目を気にするということではなく、そのほうが、自分が堂々としていられるから。ずっと私らしく装うために、本物の輝きは欠かせないのです」

※ジュエリーは私物です。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

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PHOTO :
望月みちか(人物)、小池紀行(CASK/静物)
HAIR MAKE :
Yosuke Nakajima(Perle)
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、木村 晶(Precious)