雑誌『Precious』7月号では、特集【ダイヤモンド、滴る】と題して、崇高で静謐な輝きの「ダイヤモンド」のジュエリーを、素肌にまとった装いをご紹介。
古代ギリシャでは、神々の涙と信じられていたダイヤモンド。地球の深奥で生まれる最も硬質な鉱物の、激しさも静けさも、温かさも冷たさも混ざり合ったかのような奇跡の輝きが、からだの感覚と感性を研ぎ澄まします。
本記事では、大政 絢さんが素肌にまとう、ダイヤモンドジュエリーのコーディネートをまとめてお届けします。
温かいのか、冷たいのか——崇高でいて静謐なその輝きを、素肌で感じて
あまねく放たれる、虹色の光線。こぼれんばかりの量感を誇る5カラット超のラウンド・ブリリアント・カットダイヤモンドに、2石のテーパード・バゲットカット・ダイヤモンドでシャープな気高さを添えて。
ヘッドからテールまで純白の輝きを纏まとったスネークのブレスレットを足首に。美の化身がセンシュアルに包み込む。
オーバルシェイプダイヤモンドを用いた3面構成のピアスは、雫が滴り落ちるかのような優美なフォルム。イノセントな輝きに照らされた素肌に見惚れて。
アール・デコスタイルの1934年製ブレスレット。プラチナを用いて、モダニズムのディテールを精巧な職人技で表現。素肌の上で微熱を帯びて、輝きはエモーショナルな情感を携え始める。
輝きの旋律に耳を澄ませて、ダイヤモンドの囁きを聴く。リズミカルに拡散される、立体的にセットされたダイヤモンドの粒状の光。レーシーな軽やかさをもつネックレスが肌になじみ、流動的な動きで魅了する。
ファンシーカットとラウンドブリリアントカットを組み合わせたダイヤモンドのレイヤリングがもたらす、輝きのシナジー。
しなやかに鍛えられた背中をつたうように垂れ下がる、スネークのミステリアスなロングネックレス。身につける人を護り、内なる魅力を解き放つオーラをたたえて。イエローゴールドのビーズの意匠も印象的。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記は、PT=プラチナ、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールドを表します。
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- PHOTO :
- 小林直人
- STYLIST :
- 伊藤美佐季
- HAIR MAKE :
- ヘア/KAZUHIRO NAKA、メイク/Suzuki
- NAIL :
- 渡邉季穂 ・菊地花奈(uka)
- MODEL :
- 大政 絢(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 下村葉月、喜多容子(Precious)