天皇皇后両陛下のイギリス国賓訪問初日。バッキンガム宮殿にてチャールズ国王夫妻主催の晩餐会が華やかに開催されました。
ロイヤルファミリーや首相夫人らの優雅なイブニングドレスの装いをぜひご覧ください。
■1:カミラ王妃は…新アイテムのバッジに注目!ルビーの赤と白のドレスが日本の国旗を思わせる装い
繊細な刺繍が施された「フィオナ・クレア」のクリーム色のシルククレープドレスを着用。1973年にエリザベス女王のオーダーで作られた、ルビーとダイヤモンドのビルマルビーティアラを組み合わせています。帯には初お披露目である、国王のミニチュア肖像画をあしらったバッジを付けています。ダイヤモンドをセットしたホワイトとイエローゴールドのフレームに取り付けられ、その上には淡いブルーのリボンにセットされた小さなゴールドとエナメルのチューダー王冠が取り付けられています。
■2:ソフィー妃は…リッチなエメラルドグリーンにロータスフラワーティアラが映えて
Vに開いたのデコルテに優雅なラインを添えるドレープが美しい、エメラルドグリーンのドレスをまとったソフィー妃。コンバクトなボディに絞られたウエスト、その下よりふんわり程よく広がるフロアレングスのスカートが大人にふさわしい落ち着いた華やかさ。ティアラは2022年12月にバッキンガム宮殿で行われた外交団レセプションでキャサリン妃が着用したロータスフラワーティアラです。
■3:ヴィクトリア・スターマーは…ケープがステイトメント!煌めくチュールのロマンティックなドレス
7月4日に新首相に就任したキア・スターマー夫人のヴィクトリア・スターマー。キャサリン皇太子妃も愛用するロンドンブランド「ニードル&スレッド」のアンクル丈ドレスを着用しています。全面に施されたスパンコールが存在感を放つドレスは、繊細なチュールとシャンパンカラーで着映え度抜群。小物も同じトーンを選んで、透明感あるスタイルを完成。
■4:アクシャタ・マーティは…旬のバターイエローがモダン!ラグジュアリー感光るシルクの艶
晩餐会の時点では現首相であった、リシ・スナク前首相夫人のアクシャタ・マーティ。トレンドカラーであるバターイエローにフローラルプリントが前面にあしらわれたドレスで登場しました。ほのかにドレープを描く胸下の切り替えのほか、長袖にアンクル丈のミニマルなデザイン。控えめなデザインがシルク素材の艶を際立てています。クラッチバッグとパンプスはブラックを選んで淡いカラーを引き締めています。
■5:マデリン・ガードンは…鮮やかなプリントが視線を奪う!斬新なシャツドレス風デザイン
作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバー夫人のマデリン・ガードンは、赤にオレンジのプリントがヴィヴィッドなマーメイドシルエットのドレスをまとって登場しました。襟のついた首元でシャツドレス風のデザインがモダン。ゴージャスなネックレスとイヤリングのセットがドレスアップ感を後押ししています。
今回は「チャールズ国王主催の晩餐会」での装いをご覧いただきました。最上級ドレスコードであるホワイトタイ。とはいえ、個性を大切にするさまざまなスタイルに今の空気感を感じます。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子