上品な着こなしで大人気のキャサリン皇太子妃。装いのなかでさりげなく、今は亡きダイアナ元妃へのオマージュを捧げることもあり、その思慮深くスマートなスタイリングでも人々を唸らせています。

ロイヤルらしいワントーンやコートドレスなど、共通点も多い2人の着こなし。エッジー過ぎずクラシカルな装いを好むキャサリン皇太子妃に対して、ダイアナ元妃は高揚感あるトレンドも楽しんでいる印象です。

そんな2人のファッションにフォーカス。今回は、クリームよりリッチですが、ヴィヴィッドカラーよりもなじむので合わせやすいライトトーンの「バターイエロー」の装いをピックアップしました。2人のエレガンスが際立つスタイリングをご覧ください。

■1:キャサリン皇太子妃は…ワントーンでも強過ぎない!ソフトな印象を演出

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締め色を排除してニュートラルな配色に。

故エリザベス2世のプラチナジュビリーを祝し英国・ロンドンのギルドホールで行われたレセプションに到着。春にぴったりの、エミリア・ウィックステッドのコートドレスを着用しています。ハットも同じトーンで揃えていますが、軽やかで柔らかい色味は迫力が出過ぎることなく、優しげな印象が漂います。

■2:キャサリン皇太子妃は…一枚でキマるワンピースで旬色を堪能

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ふんわり袖でフェミニンなスタイル。

カナダで行われた王室夫妻の北米歴訪8日目、カルガリー空港に到着。ジェニー・パッカムのシルククレープ製ワンピースで登場しました。美しいバターイエローはまとうだけで今春らしさを演出できるので、春のショッピングリストの上位に加えたいアイテムです。

■3:ダイアナ元妃は…濃淡でまとって色の魅力をアピール

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ステイトメントなゴールドイヤリングでアクセントをプラス。

エジプトにあるカイロ・ポリオ・リハビリテーション研究所を訪問。バターイエローのスカートとやや濃いトーンのブラウスをスタイリングしています。ヌードベージュのようなニュートラルカラーと相性のいいバターイエローですが、もちろん同系色のグラデーションもスッキリ品よく仕上がります。

■4:ダイアナ元妃は…足元に締め色を効かせても今年らしいマイルドさをキープ

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足元はシアーな黒ストッキングとパンプスをセレクト。

ウィンザーのホスピスを訪問。キャサリン・ウォーカーのバターイエローのスーツとシャネルのハンドバッグをコーディネートしています。春夏は素脚に黒のサンダルを合わせても。鮮やかなイエローと異なり、メリハリがつき過ぎることなく、まろやかなムードにひと匙のモード感を添えてくれます。


キャサリン皇太子妃とダイアナ元妃がまとった「バターイエロー」の着こなしをご紹介しました。スエードシャケット(シャツとジャケットの中間のアイテム)や、スプリングニット、サンダル、ワイドパンツなど、多くのブランドが多彩なアイテムを提案している旬色。2人を参考に、気品あふれるタイムレスなスタイルをぜひ楽しんでくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子