黒いトップスを取り入れたコーディネートをまとめました。落ち着いた大人の着こなしを目指すなら参考にすべき、お手本コーデを紹介します。

【目次】

レディース春の黒トップスコーデ


【1】黒トップス×グリーンロングスカート

【1】黒トップス×グリーンロングスカート
靴¥75,000(シジェーム ギンザ〈ニナ リッチ〉)、ノースリーブブラウス¥81,000(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉)、スカート¥64,000(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ベルト¥19,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ¥140,000(バーニーズ ニューヨーク〈トマジーニ〉)、リング¥250,000(TASAKI〈TASAKI〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

トップス&靴のブラックとフォレストグリーンは相性抜群。このプリーツスカートのような、きれい色を楽しむ日の締め色としても、黒は活躍してくれます。

【2】黒トップス×グリーンパンツ

【2】黒トップス×グリーンパンツ
ブラウス・パンツ・バッグ・リング(グッチ ジャパン)、インに着たキャミソール/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

上質なシルクジョーゼットで仕立てたドット柄のボウブラウス。ビビッドなブライトグリーンのパンツと合わせて、遠目から見てもハッとするほど新鮮な、おしゃれを楽しみましょう。スタッズでオリエンタルな文様を描いたチェーンバッグ『ディオニュソス』、ベルベットとクリスタルの異素材ミックスが楽しげなボリュームリングなど、小物使いも攻めの気分で。

【3】黒トップス×ピンクパンツ×ハット

【3】黒トップス×ピンクパンツ×ハット
パンツ(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)、ニット(デミルクス ビームス新宿〈チノ〉)、帽子(タア トウキョウ〈タア〉)、ドナテラ・ペリーニのネックレス・ブレスレット・ペリーニのバングル(ドレスアンレーヴ)、バッグ(ロンハーマン〈サラ ロペス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

きれい色はトップスよりも、顔周りから離れたボトムスで取り入れるほうが効果的。しかもきちんとした印象がもち味の「スティックパンツ」なら、いつもはシックな色合わせを好む大人の女性も抵抗なく挑戦できそうです。それでも鮮やかな発色に戸惑うならば、サーモンピンクやマスタードイエローなど肌なじみのいい色を選択しましょう。さらにその色に小物もリンクさせて、全体になじませつつ、きれい色の分量を増やしていくのが、こなれて見せるテクニック。最後に、着こなしのどこかに、引き締め色を加えることも忘れずに!

【4】黒トップス×赤スカート

【4】黒トップス×赤スカート
ニット(ルシェルブルーカスタマーサービス〈アイレネ〉)、スカート(wb)、ネックレス(ADORE 六本木ヒルズ店〈タタボレロ〉)、バッグ(ザ シークレットクロゼット二子玉川〈ペラン〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

きゅっと絞ったウエストからランダムに入れたタックでボリュームを加えたスカートは、ふくらはぎにかかるくらいのミモレ丈。情熱的な朱赤を落ち着いて見せるメリハリある配色も、黒の分量を控えめに、また全身にちりばめることで、優しく親しみやすい雰囲気に仕上がります。

【5】黒トップス×白パンツ

【5】黒トップス×白パンツ
ブラウス(ニール バレット)、パンツ(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(バーニーズ ニューヨーク〈バーニーズ ニューヨーク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

重い印象になりがちな黒は、肌を見せる分量を計算するのも効果的。胸元のレースアップからのぞく肌、華奢な足首が、さりげなく女らしさを香らせます。リラックス感漂うプルオーバータイプは、ハリのあるコットン混生地にダブルカフスと、キレのある小粋な仕立てが魅力です。

【6】黒トップス×レオパード柄スカート

【6】黒トップス×レオパード柄スカート
ニット・スカート・ネックレス・バッグ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

レオパード柄は、素材によって雰囲気が変わるもの。風をはらんむシルクシフォンのスカートなら、レオパードがもつ迫力よりも、エレガントさが際立ちます。胸元のレース使いが印象的なトップスに合わせて、春のおしゃれを活性化させましょう。

黒トップスに合わせたい春のアウター


【1】黒トップス×水色ジャケット

【1】黒トップス×水色ジャケット
ジャケット(ルック〈フィラージュ〉)、ニット(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、ネックレス(ヴァンドーム青山プルミエール 伊勢丹新宿店〈ヴァンドーム青山〉)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(ファビオ、ルスコーニ 六本木店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ジャケットはしなやかなウールベース素材。センターベント仕様で、歩くたびにいきいきと表情が変化します。上半身を小さく見せる黒インナーとヒールパンプスで、脚長効果を意識しましょう。

【2】黒トップス×黒カーディガン

【2】黒トップス×黒カーディガン
カーディガン・ニット・スカート(クルチアーニ 銀座店)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・ネックレス・カフ・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/宮本直孝 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

クルチアーニといえば、上質なニットウエアで名高いブランドですが、実は、ニットに合わせるコーディネートアイテムにも隠れ名品がひそんでいます。今季は、着こなしに女らしいこなれ感を生み出す、ベージュのスエードスカートを発見! 旬のタイトシルエットで仕立てたスカートは、ラップデザインで足さばきもよく、快適な着心地です。タイト&フィットが基本のクルチアーニのニットスタイルにはもちろん、オンオフを問わず、さまざまな装いで活躍必至のアイテムです。

【3】黒トップス×黒ジャケット

【3】黒トップス×黒ジャケット
ライダースジャケット・カットソー・デニム・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉)、ネックレス・ブレスレット(ハリー・ウィンストン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

ライダースジャケット×黒トップス×デニムパンツのマニッシュなスタイルには、ダイヤモンドの輝きを大胆にまとって。これぞ、大人だからこそできる甘辛ミックスです。豊潤な輝きを放つマーキース、ラウンド、スクエアエメラルドカットのダイヤモンド。3個のパーツで構成されたネックレスは、7通りのつけ方ができるのも魅力です。

【4】黒トップス×イエローコート

【4】黒トップス×イエローコート
コート(ヘルノ プレスルーム)、シャコットのカットソー・セブンティのパンツ(東レ・ディプロモード)、サングラス(シャネル アイウエア事業部)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

甘さの香るミモザイエローのコートには、黒トップス×ストライプパンツを合わせ、スタイリッシュな品のよさを極めましょう。

【5】黒トップス×黒ジャケット

【5】黒トップス×黒ジャケット
ジャケット(ADORE)、ブラウス(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バッグ・靴(ブルーベル・ジャパン〈ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン〉) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

黒を基調とした着こなしに、バッグと足元できれい色を加味。ベーシックカラーに慣れ親しんだ世代にとって、きれい色はハードルの高い存在。でも、なじみのある黒を味方につければ、自分のものにできます! 

【6】黒トップス×白ジャケット

【6】黒トップス×白ジャケット
ジャケット(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ニット(エンフォルド)、パンツ(Theory luxe)、ストール(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ベルト(TOMORROWLAND〈TOMORROWLAND〉)、サングラス(バーバリー アイウェア)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ジャケットは、襟元から前立てにかけて、黒×白のステッチがアクセントになった端正な一着。レーヨン混のとろみのある生地と、サイドスリットのおかげで軽快な着心地です。インナーとボトム、小物までモノトーンでまとめて、辛口に着こなすのがポイント。

黒トップスに合わせたい春のボトムス


【1】黒トップス×ピンクパンツ

【1】黒トップス×ピンクパンツ
パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉)、カーディガン・ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、ネックレス(エミリオ・プッチ ジャパン)、バングル(showroom SESSION〈マリア ブラック〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ボディーにつかず離れずでフィットするノータックのテーパードパンツ。素材はシワになりにくいポリエステル・レーヨンです。パッと目に飛び込んでくる鮮やかなコーラルピンクのパンツは、引き締め役の黒ニットと白の小物でメリハリをつけましょう。

【2】黒トップス×黒スカート

【2】黒トップス×黒スカート
スカート(オールウェイズ〈M・Fil〉)、ニット(スローン)、マリハのネックレス・ヒロタカのバングル(show room SESSION)、バッグ(クリスチャン ルブタン ジャパン)、靴(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

シンプルニット×ハイウエストのふんわりスカートは、大人かわいい着こなしの基本形。丈に前後差をつけたデザインと大胆に施されたタックによるボリューム感で、佇む姿さえも愛らしく見えます。フィット&フレアのシルエットを極めれば、全身黒を重ねても、シャープすぎず、好感度も高い装いが完成します。

【3】黒トップス×白パンツ

【3】黒トップス×白パンツ
シャツ(SUPER A MARKET〈SEYA〉)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、時計(パテック フィリップ)、ピアス(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

黒シャツは、身幅にややゆとりのあるものを選ぶのが、ストイックになりすぎない秘訣。襟元を大きめに開け、鎖骨を見せて着こなすと、女らしいニュアンスが生まれます。シンプルな白ボトムを合わせ、小物も大ぶりのものを少しだけ、という潔さでかっこよく着こなしましょう。

【4】黒トップス×黒パンツ

【4】黒トップス×黒パンツ
バッグ『・シルクのブラウス・パンツ(フェンディジャパン)、リング・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

極上カーフに、ステッチ使いが特徴の『セレリア』シリーズのなかでも、特にしなやかさが映えるフォルムのワンハンドルボストンは、昨年誕生したばかりなのに、すでに名品の誉れ高い逸品。スネークのレースアップで引き締めた上品なミルクホワイトなら、モダンな黒ブラウスの装いに合わせても、コントラストが強すぎず、優しい表情に仕上がります。