7月26日に開幕した「パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(パリ五輪)」。日本選手のメダルラッシュで幸先の良いスタートを切り、ますます目が離せなくなっていますが、開催国のファーストレディであるブリジット・マクロンのシックな装いももちろん見逃せません。ホストタウン側として「主役はあくまで選手」、と華美過ぎず悪目立ちしないけれどスタイリッシュな装いを披露。71歳のスタイルアイコンのセットアップコーデを最新スナップで紐解いていきましょう。

■1:ノーブルなコートドレスでリーダーたちをパリへ歓迎

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イヤリングはなし。煌めきを一点集中させたチョーカーのスタイリングが洗練されています。

2024年夏季オリンピックの開会式に先立って、海外の首脳、高官、著名人がパリに到着。2024年7月26日には、エリゼ宮で外国首脳らとのオリンピック開会式前レセプションが開催されました。外交の大舞台に選んだのはやはり最愛のブランド、「ルイ・ヴィトン」のコートドレス。ミディ丈とモノグラムのあしらわれたフロントのボタンが特徴です。とはいえ、襟元の深めなVラインや、フィット&フレアなシルエットがいつもよりもレディで優雅なムード。ミニマルでモードなスタイルと異なり、新鮮な印象が漂います。

■2:煌めくボタンがブリジットらしい!クロップド丈ジャケットのホワイトスーツ

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(左より)IOCのトーマス・バッハ会長、ブリジット・マクロン、エマニュエル・マクロン仏大統領、クラウディア・バッハ。

2024年7月25日、オリンピック開会式に先立ち、ルーブル美術館で開催されたIOC&エリゼ・ディナーに出席。こちらも「ルイ ヴィトン」のクロップド丈ジャケットとペンシルスカートのセットアップを選んでいます。詰まった襟元やダブルのシルバーボタンがブリジットらしいディテールです。両腕のバングルは白の輝きを放ち、バッグは白のトップハンドルバッグ、足元も白で凛とした装いを完成。

■3:優しげニュートラル!グレージュワントーンのアンサンブル

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上院議員のジェラール・ラルシェと。

2024年7月14日、パリで行われたフランス革命記念日のパレードに出席。オリンピックの聖火も7月14日にパリに到着し、フランス革命記念日の祝賀行事に組み込まれました。グレージュトーンのミディ丈ワンピースとコートのアンサンブルを着用。写真ではわかりにくいですが、コートの下のワンピースは首の詰まった襟元に七分袖のミニマルなデザインです。ボタンの主張もなくクワイエットラグジュアリーなスタイル。手元もワンピースと同じトーンでニュートラルを堪能。ビッグフレームのサングラスが個性をひと匙添えています。


フランス大統領夫人ブリジット・マクロンの最新スタイルをご覧いただきました。主役は譲りながらもやっぱりセンス溢れる装いが視線を奪います!

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この記事の執筆者
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WRITING :
神田朝子