世界各国からセレブリティが大勢駆けつけ観戦を楽しんでいる「パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(パリ五輪)」。なかには、オリンピックが自身のドラマティックな人生の分岐点となったロイヤルも…。
デンマークのメアリー王妃とフレデリック10世は、2000年のシドニーオリンピック開催中に、パプで偶然出会いました。そして24年のときが流れ、2024年はじめにデンマークの女王に即位。そんな自分の半生を決定づけたオリンピックゲームの会場で、7月26日、王室のSNSにエッフェル塔の前で国王と一緒にポーズを取る写真を投稿。24年前のオリンピックがどのようにふたりを結びつけたかを回想し、素晴らしい思い出が蘇ったと綴りました。シドニーの不動産業者から王妃へ、華麗なシンデレラストーリーを叶えた52歳の最新スタイルをご覧ください。
■1:ペールトーンをレイヤードして品よくフェミニンなパンツスタイル
2024年8月2日、パリオリンピック7日目にローランギャロススタジアムで行われたテニス男子準決勝、カルロス・アルカラス(スペイン)とフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)の試合に出席。サックスブルーのリネンシャツに白パンツ、ヌーディなピンクのサンダルをコーディネートしています。淡い色味を重ねた軽やかで優しげなスタイル。胸元はボタンを多めに開け、袖をまくって着崩すことでこなれ感を演出して。バッグやベルトはブラウントーンのタンカラーを投入して、黒よりも明るいムードに引き締め。手にはラフィアのハットと扇子を持って、暑さ対策もバッチリな観戦ルックを完成しています。
■2:抜群の好感度!ネイビー×ホワイトの涼しげスカートコーデ
2024年7月31日、パリ・ラ・デファンス・アリーナで開催された2024年パリオリンピック大会5日目の水泳ナイトセッションに出席。白シャツに小花柄のミディスカートを合わせた爽やかでフェミニンなコーディネートです。スカートの甘さをハンサムな白シャツが引き締めた、大人の理想的な休日スタイル。グラディエーターサンダルもネイビーでスカートにリンクさせているところに、テクニックが光ります。
■3:自国の選手を応援!デンマークの国旗カラーでまとめた優美なパンツスタイル
2024年7月26日、パリのエリゼ宮で行われたオリンピック開会式前の外国首脳らを集めたレセプションにて。 2024年夏季オリンピックの開会式に先立って、海外の首脳、高官、著名人が招待されました。「ジェスパー・ホブリング」の深紅のサテンのラップブラウスをオフホワイトのワイドパンツにタックインしたエレガントな装いです。バッグとベルトはタンカラーで揃えて。クラッチバッグは、実は2と同じクロエのものをストラップを外して用いています。
今回は、デンマークのクイーン・メアリー王妃がパリオリンピックで披露した最新スタイルをご覧いただきました。リアリティがある装いは国王と出会った頃、シドニーで会社員をしていた頃の姿を彷彿とさせますね!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子