わずか数cm四方の小さな時計の中に宿る、つくり手の情熱と物語は伝統と革新をつないできた時計づくりの軌跡であり「奇跡」そのもの。だからこそ、じっくりと時間をかけて育まれたクリエイションはこんなにも美しく、エモーショナルで、私たちの心を揺さぶるのです。
雑誌『Precious』9月号では、【「新作時計」が生む感動のスペクタクル】と題して、全27ブランド・32本の魅力を総力レビュー! 燦々たるジュエリーウォッチから進化を遂げるラグジュアリースポーツウォッチまで、今年発表された新作から厳選してご紹介しました。
今回はその中から、ピンクゴールドのワントーンカラー、ピアジェの時計『ライムライト ガラ』 の魅力をお伝えします。
【ピアジェ】華やかな社交界を映すピンクゴールドのワントーンカラー
サイズに大小をつけて強弱をつけたダイヤモンドのグラデーションと共に、グラマラスなラインを描くピアジェのアイコンウォッチ。
自社開発・製造による自動巻きムーブメント「Cal.501P1」を搭載する本作は、PGの魅力を存分に味わいたいカラーリング。華やかなゴールドと透明感溢れるダイヤモンドが眩いコンビネーションを描き出す。
アシメトリーなラグや、ブレスレットまで伸びる流麗な曲線を魅力とする「ピアジェ」の最新作『ライムライト ガラ』。
1973年のデザインに範をとったこの時計は、4代目当主のイヴ・ピアジェがサルバドール・ダリやアンディ・ウォーホルなどの芸術家や文化人をはじめ、世界中の上流階級と交友し、遊び心溢れる創造性を発揮した「ピアジェ・ソサエティ」の時代を彷彿させる存在です。
前衛的なデザインもさることながら、「第二の肌」と呼べるほどにしっとりと手首になじむメッシュブレスレットなど、熟練の金細工職人による匠の技が光ります。小ぶりなジュエリーウォッチでありながら自動巻きムーブメントを搭載している点も、マニュファクチュールならではの仕上がり。文字盤やケース、ブレスレットなどすべてをピンクゴールドで彩ったワントーンカラーが、優雅な時代の物語を綴ります。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)